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[2022/23シーズン]魅惑の“アクティビティ充実”スノーリゾート7選|ハピスノ講座

ハピスノ編集長●竹川紀人 2022.12.22
ハピスノ講座「親子のためのスキー場選び7ヶ条」(前編・中編・後編)では、ファミリ―スキー&スノーボードのスキー場選びに重要な7つのキーワードをご紹介しています。

今回の連載ではそのキーワードに沿って、ハピスノ編集部おすすめのスキー場をご紹介。第5回のキーワードは“アクティビティ充実”です。
  • ハピスノ講座_親子のためのスキー場選び アクティビティ充実のスキー場_一覧
  • スキーだけじゃないスキー場の魅力

    多くのパパ・ママにとって、ファミリースキー=スキーでした。なにを言っているんだ? と感じた方もいるでしょうが、スキー場はスキー&スノーボードをするところでしかなかったんです。それが、20年ほど前からスキー場の“雪の遊園地”化が始まります。

    いろんなそりが出現し、キッズパークの遊びが拡充。そして、スノーラフティングやスノーモービルの登場が大きかった。まさに、雪のテーマパークへと進化を遂げていきます。

    これまで、家族でスキーに行くのは子供が小学生になったら、が主流でしたが、滑らなくても楽しいスノーリゾートの登場で、幼児連れの家族が訪れるようになったわけです。

  • ジップラインや屋内アイテムも続々登場!

    スノーリゾートの“雪の遊園地”化はとどまるところを知りません。ここ数年で急増しているのが、絶景テラスの冬バージョン、さらには、ジップラインなどのターザン体験。幼児だけでなく、大人も楽しめるアクティビティが続々と登場しています。

    そして、リゾートホテル。これまで、ホテル内のアクティビティといえば、温水プールくらいでしたが、ボルダリングなど、新たなコンテンツを導入するところが増えてきました。

    昼間にいっぱい滑って、へとへとのパパ・ママと違って子供は元気。屋内でだって、めいっぱい遊ぶファミリーが増えているんですね。もちろん、悪天候のときの利用も多いようです。

    スキー&スノーボードが楽しいのは間違いありません! が、プラスαのアクティビティ。この冬はアクティビティが充実の“雪の遊園地”に遊びに行ってみませんか? 今回は魅惑の“アクティビティ充実”のスノーリゾート7選をご紹介!

  • [草津温泉]BanZip TENGUで滑空体験

    魅惑のアクティビティ、ひとつめは草津温泉スキー場(群馬 草津町)にある「BanZip TENGU(バンジップテング)」。標高1,370mの天狗山山頂から専用の滑車とハーネスで空を滑る! 滑空体験アクティビティです。

    全長500m、高低差108m、そして、最高時速は70kmにも達するという超本格派。にもかかわらず、体重25㎏以上(110㎏未満)であれば、小学生でも挑戦可能。ゲレンデ上空を飛ぶ爽快感をご堪能あれ。

    【BanZip TENGU】
    ◆営業期間:通年
    ◆対象:小学生以上、体重25~110kg
    ◆料金:大人2,000円、子供(小学生)1,200円

    BanZip TENGU_詳細情報 草津温泉スキー場_公式サイト
  • [ルスツ]北海道ならでは! 犬ぞり体験

    北海道ならではのアクティビティともいえる「犬ぞり」体験ができるのは、北海道 留寿都村のルスツリゾート。わんちゃんと一緒に雪原を疾走します。

    コースは1周約250m。そりにはひとりで乗るのですが、操作方法はいたって簡単。なんと3歳のキッズからチャレンジできるんです。最後はがんばってくれたわんちゃんとの記念撮影も。

    【犬ぞり】
    ◆営業期間:2022年12月10日(土)~2023年3月31日(金)
    ◆対象:3歳以上(2歳以下は保護者同乗で無料)
    ◆料金:4,400円

    犬ぞり_詳細情報 ルスツリゾート_公式サイト
  • [タングラム]キッズモビルで初ドライブ?!

    スノーモービルはご存じかと思いますが、なんと小学生対象の「キッズスノーモビル」体験ができるのがタングラムスキーサーカス(長野 信濃町)。

    多くの子供にとっては、はじめて運転する本格的なモーターが付いた乗り物。誰もが最初は恐る恐る運転しますが、そこからは子供の性格で見事にわかれ、フルスロットルでガンガン飛ばす子、最後まで慎重に運転する子。我が子の性格を再認識するチャンスですよ。

    【キッズスノーモビル】
    ◆営業期間:2022年12月24日(土)~2023年3月26日(日)
    ◆対象:小学生
    ◆料金:2,000円

    キッズスノーモビル_詳細情報 タングラムスキーサーカス_公式サイト
  • [富良野]スリル満点! スノーラフティング

    雪上アクティビティのいちばん人気といえば、大雪原を疾走する「スノーラフティング」。富良野スキー場(北海道 富良野市)はわくわくファミリースノーランド内にあります。

    じつは、運転手のスキルでスピード感もスリルも大きく変わるアクティビティで、富良野のそれは超豪快! なお、写真のラフトボートともうひとつ、バナナボートタイプもあり、後者は安定感がない分、よりスリリング。まったく違う感覚が楽しめるので、ぜひ両方体験してみましょう。

    【わくわくファミリースノーランド】
    ◆営業期間:2022年12月10日(土)~2023年3月31日(金)
    ◆料金:(スノーラフティング)1名1,000円

    わくわくファミリースノーランド_詳細情報 富良野スキー場_公式サイト
  • [苗場]よりアグレッシブなスノートレイン

    苗場スキー場(新潟 湯沢町)のわくわくファミリースノーランド内にあるスノーラフティング系アイテムといえば「スノートレイン」。2個連結のトレイン型で、よりアグレッシブに振られたいなら後ろのボートへの乗車がおすすめ。

    エリア内にはチュービングをはじめ、様々な遊具もあり、入場料で終日遊び放題。幼児には雪上版メリーゴーランド「ボーラーカルーセル」が人気です。

    【わくわくファミリースノーランド】
    ◆営業期間:2022年12月下旬~2023年4月2日(日)
    ◆料金:(入場料)3歳~小学生1,300円、中学生以上1,100円 (スノートレイン)1名800円 ※スノートレインのみなら入場料不要

    わくわくファミリースノーランド_詳細情報 苗場スキー場_公式サイト
  • [ノルン水上]チュービングが熱い!

    チュービングはフラットなそりゲレンデで遊ぶより、バンクやウェーブなどが造成された専用コースを滑るのが断然、楽しいんです。ノルン水上スキー場(群馬 みなかみ町)スノーランド内には雪で造成された専用コースがあり、超スリリング!

    単体料金は30分500円ですが、おすすめは「スノーアクティビティパック」。入場料にチュービングだけでなく、スノーレーサーやスノーストライダーのプレイ費も含み2,000円。かなりお得です。

    【スノーランド】
    ◆営業期間:2022年12月26日(月)~2023年3月下旬
    ◆料金:(入場料)1,000円 ※1歳以下無料 (アクティビティ料金)スノーレーサー・スノーストライダー・チュービング各30分500円 (スノーアクティビティパック)入場料+スノーレーサー+スノーストライダー+スノーチュービング+宝探し2,000円

    スノーランド_詳細情報 ノルン水上スキー場_公式サイト
  • [アライ]超本格ボルダリングが楽しい

    屋内アクティビティ施設の充実度で国内トップクラスのスキー場といえば、新潟 妙高市のロッテアライリゾート。スクウェアトランポリンやタイム計測ができるファンウォールなど、本格的なアクティビティがそろいます。

    おすすめはウォール高4.5m、ルート数89、ホールド数710個という日本最大規模のボルダリング。壁の角度やホールドの形状等でレベルわけされており、大人も本気で遊べますよ。

    【プレイグラウンド】
    ◆営業期間:2022年12月3日(土)~2023年5月14日(日)
    ◆対象:4歳以上、身長100㎝以上、体重100kg以下
    ◆料金:50分2,000円

    プレイグラウンド_詳細情報 ロッテアライリゾート_公式サイト
ハピスノ編集長●竹川紀人
埼玉県出身。30年近く、スキー&スノーボード関連メディアに携わる。なかでも、ファミリースキー&スノーボードの普及・啓発を目指し、ファミスキ応援委員会「ファミスキ.jp」を立ち上げたり、「ぴあ こどもと遊ぼう冬」のディレクションを担当するなど、各種メディアの企画立案も。「ハピスノ」は6年前に立ち上げ。これまでに取材したスキー場数は200を超え、ファミリー対象の雪上イベントも多数開催。