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親子のためのスキー場選び7ヶ条【後編】(6)リフト無料 (7)無料追求|ハピスノ講座

ハピスノ編集長●竹川紀人 2022.12.14
ファミリースキー&スノーボードの成功のカギを握るのはスキー場選び。日本には500軒ほどのスキー場がありますが、じつは、親子には不向きなところも多いのです。

そんなハズレを引かないために、ハピスノ編集部が推奨するスキー場選び7ヶ条をご紹介。連載最終回となる後編では(6)リフト無料 (7)無料追求 の2つ。スキー場選びは“無料”にトコトンこだわって、お得なファミリースキーを満喫しましょう。
  • (6)子供のリフト券は無料にこだわりたい

    今回は“無料”をテーマに、スノーリゾートの様々な無料コンテンツをフィーチャー。えっ、○○が無料のスキー場があったの? そんな常識を覆す驚きの新情報があるかもしれませんよ。

    ということで、まず、最初はリフト券について。

    テーマパークでいえば、アトラクション乗り放題のパスポートにあたるのがリフト券。つまり、スキー場にとっては売上のメインで、これが無料になるわけがない?!

    いえいえ、じつは、あるんです。会員登録で平日無料や19歳は常に無料というスキー場が! ただ、このふたつはファミリーにはあまり恩恵がありませんけど…。

    パパ・ママにチェックしてほしいのは、子供のリフト券。スキー場も鬼ではありませんから、あまり滑れない未就学児からお金を取るというのは気が引けるのでしょう。未就学児リフト無料のスキー場は結構、多いんです。

    ちなみに、ハピスノのフリーペーパーや公式サイトでは、ピクトグラムで何歳までリフト無料かが一目瞭然。自分の子供がリフト無料のスキー場はどこか、探してみてくださいね。

    小学生もリフト無料となると、数は激減しますが、その代表格が北海道・岩手・新潟・長野・群馬にスキー場を有するグループ、プリンススノーリゾートです。

    グループキャンペーン「キッズフリープログラム」を展開しており、小学生はいつでもリフト無料!

    さらに、開催日限定ではありますが、ギアレンタルが無料になる日があったり、無料のイベントが多彩に開催されたり、パパ・ママの財布にやさしいスノーリゾートグループなんです。

    リフト無料について、最後のお得情報は、ハピスノ公式LINEアカウントです。

    今冬からのLINE本格運用を記念して、スマイルリゾート(舞子スノーリゾート・湯沢中里スノーリゾート・ムイカスノーリゾート・キューピットバレイ)の小学生無料券or半額券が、簡単クイズに正解するともらえます。

    ゲットの仕方は「ハピスノ」フリーペーパーを入手して確認してください。

    子供リフト無料のスキー場 ハピスノ_フリーペーパー配布先
  • (7)駐車場・送迎・キッズパーク・スクール…

    スキー場の無料。まだまだ、あります!

    ひとつめは駐車場料金。平日はほぼすべてのスキー場が無料ですが、土日祝は有料(500~1,000円)というところが多いんです。とくに、首都圏からの日帰りスキー場はほとんどが有料。

    そんななかで、ノルン水上スキー場(群馬 みなかみ町)やサンメドウズ清里スキー場(山梨 北杜市)は全日無料。アクセスがよくて駐車場が無料なのは、雪道運転に不慣れなパパ・ママにはホントありがたいですね。

    続いては、最寄り駅からの無料シャトルバス。電車アクセス派の親子にとって、ただでさえ、電車代が人数分かかっているのに、駅からスキー場までのバス代までかかるのはたまったもんじゃありません。

    無料シャトルバスを運行しているスキー場は結構、多いので、しっかりチェックしておきましょう。ちなみに、無料シャトルバスの有無も、ハピスノならピクトグラムで一目瞭然です!

    ファミリースキーには欠かせないコンテンツのひとつ、キッズパークが無料のスキー場もあります。

    湯沢中里スノーリゾート(新潟 湯沢町)の「雪遊びパーク」は動く歩道はありませんが、ブルートレインの客車を使った無料休憩所が目の前という好立地。疲れたらすぐ休憩できると評判です。

    丸沼高原スキー場(群馬 片品村)や野沢温泉スキー場(長野 野沢温泉村)にも無料のキッズパークがありますが、こちらはなんとスノーエスカレーター完備! 無料で1日まるっと遊ぶことだって可能です。

    最後はスクールについて。スノーボードスクールが無料のスキー場があるってご存じでしたか?

    初心者限定ではありますが、舞子スノーリゾート(新潟 南魚沼市)や斑尾高原スキー場(長野 飯山市)では無料でレッスンが受けられるんです。大人も子供も対象なので、親子でスノーボードデビューもいいですね!

  • 3回集中連載で、スキー場の選び方をハピスノ編集部直伝の7ヶ条で紹介してきましたが、いかがでしたか?

    この7ヶ条はあくまでベースです。子供の年齢や性格、滑走スキルや雪道運転の熟練度、さらには、親子でどんな雪遊びをしたいのか、などなど、様々な要素で変わってきます。

    この冬は7ヶ条をアレンジし自分の家族にマッチしたスキー場を探し出して、楽しくお得なファミリースキーを満喫してください。

ハピスノ編集長●竹川紀人
埼玉県出身。30年近く、スキー&スノーボード関連メディアに携わる。なかでも、ファミリースキー&スノーボードの普及・啓発を目指し、ファミスキ応援委員会「ファミスキ.jp」を立ち上げたり、「ぴあ こどもと遊ぼう冬」のディレクションを担当するなど、各種メディアの企画立案も。「ハピスノ」は5年前に立ち上げ。これまでに取材したスキー場数は200を超え、ファミリー対象の雪上イベントも多数開催。
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