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リゾートレポート

北海道「ルスツリゾート」で最上級の春スキー&スノーボード体験|春スキー特集2023/24

ハピスノ編集長●竹川紀人 2024.03.01
暖冬少雪シーズンの春スキーは、断然、北海道! なかでも、おすすめは「ルスツリゾート」。全37コース&総滑走距離42kmを誇るビッグゲレンデです。

もちろん、雪質はまだまだ良好。しかも、インバウンド需要で高騰した滞在費がちょっと落ち着く時期。この春休みはちょっと奮発して、最上級の春スキー&スノボ体験をしてみませんか?

  • ハピスノで北海道人気No.1のルスツリゾートは春もおすすめ!

    春スキーシーズンでも良質な雪を滑りたい! そんな親子には北海道が絶対おすすめ。春でも降雪の可能性が高い北海道なら、パウダー滑走だって楽しめちゃうかも?!

    ハピスノ編集部イチオシのスキー場は、ここ数年、ハピスノwebでアクセス数道内1位の「ルスツリゾート」。上の写真は、2023年3月撮影のものですが、景色が3月とは思えませんよね。

    営業期間は2024年3月31日までですが、春休みでも最高のスノーリゾート体験ができることは間違いありません。

    ルスツリゾートといえば、全37コース、総滑走距離42kmを誇るビッグゲレンデです。

    ちなみに、ハピスノ編集部では毎年取材にお伺いしていますが、3つあるエリアの最奥「Mt.イゾラ」にはなかなか足を踏み入れられない、それどころか、滑走は「ウエストMt.」だけで終了! ということもあるくらいのスケール感です。

    雪質は水分量5%といわれるサラサラ粉雪。初級から上級までコースバリエーションも豊富ですし、広々キッズパークもゲレンデベースにあって遊具も豊富。アクティビティも日本トップクラスの充実度を誇ります。

    初級キッズにおすすめコースは、ウエストMt.ならコース幅の広い緩斜面「ファミリーコース」や「ホワイトラバーコース」。山頂からの迂回コース「レインボーコース」は林間を滑る感覚に、子供たちが大満足すること間違いなし!

    もっとも緩やかなコースは、上の写真のイーストMt.「イージートレイル」。平均斜度7度、最大でも8度の超緩斜面の幅広な圧雪バーンだから、デビューにも最適です。

  • 北海道らしい壮大なアクティビティが充実

    ハピスノ編集長イチオシのアクティビティがこの「犬ぞり」です。ウェスティン ルスツリゾート目の前の広場に、1周約250mのコースを1周、昔ながらのそりに乗って、雪や寒さに強い犬たちに引っ張ってもらいます。

    4歳からひとり乗車が可能で、3歳以下は保護者同伴で乗車無料。所要時間は移動と講習時間を含め、15~20分ほど。最後には犬と触れ合うチャンスもあって、犬好きには夢のような時間を体験できます。

    【犬ぞり】
    ■営業期間:~2024年3月下旬 ■営業時間:10:00~14:30 ■料金:1名4,400円/2名6,050円

    もちろん、アクティビティの定番ともいえる「スノーモービル」と「スノーラフティング」もラインナップ。ただ、本州のスキー場のものとは、そのスケールが違います。

    スノーモービルは全4コース。13歳以上のスタンダードコースは体験時間30分ほど(12歳以下はふたり乗りに同乗)。16歳から挑戦可能なロングコースは体験時間が約1時間。白樺林の間や雪原などを快走して北海道の大自然を満喫するならロングコースがおすすめです。

    一方のスノーラフティングは、4歳以上から参加可能。3歳以下は保護者と一緒なら無料で同乗できます。こちらも壮大な雪原を疾走。広さをめいっぱい使ったドリフトに悶絶必至です!

    【スノーモービル】
    ■営業期間:~2024年3月下旬 ■営業時間:9:00~15:30(ロングコースは~15:00) ■料金:スタンダードコース1名9,500円/2名1台12,300円 ロングコース1名16,000円/2名1台21,400円

    【スノーラフティング】
    ■営業期間:~2024年3月下旬 ■営業時間:9:00~15:30 ■料金:大人2,850円/こども2,100円

    地元に精通した自然ガイドと一緒に、スノーシュー体験を楽しめるのが「ネイチャーツアー」。深い雪に覆われた白銀の森のなかですが、ガイドと一緒だから安全・安心。11歳以上から体験可能です。

    野生動物の足跡や木肌など、冬山の自然を堪能しながら、ゆったりとした時の流れを感じることができます。森のなかで楽しむティータイムはぜひ一度、体験していただきたいですね。

    【ネイチャーツアー】
    ■営業期間:~2024年3月下旬 ■営業時間:9:30~11:30/13:30~15:30 ■料金:1名9,240円

  • 客室タイプ豊富な3つのリゾートホテル

    初心者コースが多彩なウエストMt.のベースに位置する「ルスツリゾートホテル&コンベンション」。スキーイン&スキーアウトも可能で、ファミリーにはとくにおすすめのホテルです。

    客室は和室・洋室のほか、コテージタイプや66㎡の広々ジュニアスイートなど多彩。子供の年齢など家族構成で、自分に合った客室を選択できるので、その使い勝手のよさにリピーターも多いのだとか。

    北海道初のウェスティンブランドのホテルが「ウェスティン ルスツリゾート」。全室76㎡以上のメゾネットタイプで、部屋のドアを開けた途端、子供たちが歓喜することは間違いなし。

    パパ・ママ注目ポイントは“雲の上の寝心地”と称される「ヘブンリーベッド」。最高の寝心地で旅の疲れや日頃のストレスのすべてを解消してくれるはずです。

    2020年12月にオープンしたコンドミニアムスタイルホテルが「The Vale Rusutsu」。こちらも客室は10タイプと多彩。2~10名で利用可能なので、三世代ファミリーでの利用もおすすめです。

    全室シモンズ製ベッドとイタリア製キッチンを完備しており、暮らすように過ごすホテル滞在ができると評判を博しています。

    【ルスツリゾート】
    ■住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13
    ■電話:0136-46-3111
    ■営業期間:~2024年3月31日

ハピスノ編集長●竹川紀人
埼玉県出身。30年近く、スキー&スノーボード関連メディアに携わる。なかでも、ファミリースキー&スノーボードの普及・啓発を目指し、ファミスキ応援委員会「ファミスキ.jp」を立ち上げたり、「ぴあ こどもと遊ぼう冬」のディレクションを担当するなど、各種メディアの企画立案も。「ハピスノ」は6年前に立ち上げ。これまでに取材したスキー場数は200を超え、ファミリー対象の雪上イベントも多数開催。