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リゾートレポート

新潟「苗場スキー場」春でも良質の雪で滑れる標高の高さが魅力|春スキー特集2023/24

ハピスノ編集長●竹川紀人 2024.03.05
「苗場スキー場」(新潟 湯沢町)の山頂標高は1,789m。ベースでも900mと周辺スキー場の山頂標高と大差はありません。お隣のかぐらスキー場が5月中旬まで営業とあって、あまりフィーチャーされていませんが、じつは春スキーでも山頂からゲレンデベースまで、良質の雪が楽しめるスキー場のひとつなんです。

営業期間は4月7日まで。隣接の「苗場プリンスホテル」に泊まって、快適な春スキーを満喫してみませんか?
  • ベース標高が周辺スキー場の山頂レベル! TOP to BOTTOMが爽快

    「苗場スキー場」の春の鉄板ルーティーンは、プリンス第2ゴンドラで一気に1,500m超えの世界へ。そこから、約2,400mの「A1:第2ゴンドラ山頂~第2ゴンドラ山麓」を繰り返し滑り倒すこと。

    ゲレンデベースでも、周辺スキー場の山頂標高と大差ない900mもあるので、爽快なロングクルージングが堪能できると評判なんです。

    ファミリーにありがたいのは、山頂エリアにも初級コースがあること。「J1:筍平ゲレンデ」は平均斜度11度の幅広緩斜面。ゲレンデ横のリフトで効率よく滑ることができるので、初級者のスキルアップにも最適です。

    そして、忘れちゃいけないのは、プリンススノーリゾートのグループキャンペーン「キッズフリープログラム」。未就学児リフト無料のスキー場は多々ありますが、苗場スキー場なら、なんと小学生までリフト無料!

    浮いたお金で憧れの「苗場プリンスホテル」に泊まるもよし、もう1回来場するもよし、豪勢なランチを食すもよし。お楽しみが広がる、パパ・ママの財布にやさしいキャンペーンは有効活用しましょう。

  • アイテム充実の「わくわくファミリースノーランド」は4月7日まで

    キッズパークといえば、いまや、スノーエスカレーター完備のそりエリアがあるのは当たり前。もちろん、それだけだって十分楽しいですが、"雪の遊園地"的なアトラクションも見逃せません!

    苗場スキー場には3つの"雪の遊園地"がありますが、そり遊具が多彩な「パンダルマンひろば」は2月29日で営業終了、スノーモービル系アトラクションの「カッパスノーモービルランド」も3月31日で終了です。

    「わくわくファミリースノーランド」のみ4月7日までの営業(予定)。イチオシはふたり乗りのボート2台を連結しスノーモービルで引っ張る「スノートレイン」。希望にあわせてスピード調整してくれるので、小さな子連れ家族でも安心ですね。

    そりゲレンデ横に常設されたチュービングも要チェック。小さな子でも、パパ・ママとタンデム乗車なら楽しく遊べます。なお、標高900mとはいえ、ボトムにあるキッズパークなので、チュービングもそりも、朝夕の滑走がおすすめです。

    幼児には雪上版メリーゴーランド「ボーラーカルーセル」も人気です。そのほか、ブランコがあったり、ふわふわがあったり。雪遊びグッズも多彩で、さながら街の公園の雪上版ともいえるエリアも。

    「わくわくファミリースノーランド」なら、小さな子から大人まで、まるっと1日遊んでいられること請け合いですよ。

  • ゲレンデベースの「苗場プリンスホテル」でおいしい&楽しい滞在を!

    スキー&スノボも"雪上遊園地"的なキッズパークも。となると、1日ではもったいない! そんな親子におすすめはゲレンデベースにどんと構える「苗場プリンスホテル」。

    スキーイン&スキーアウトができるのはもちろん、客室も温泉も、そして食も。すべてが納得のクオリティです。

    レストランも巨大リゾートとあって多彩ですが、ディナーの一番人気は「レストラン アゼリア」。コース料理のクオリティをもったブッフェメニューが勢揃い。ライブキッチン系が充実しているので、どれにしようか目移りしちゃうことは間違いありません!

    客室タイプも人数や趣向にあわせて選択可能。おすすめは2号館の「暖らんROOM」です。客室内にハンモックが飾ってあり、もちろん、実際に揺られて寛ぐこともできます。お部屋でも子供たちに飽きさせないサービスはさすが苗場プリンスホテル!


    標高の高さという快適な春スキーの環境と、充実のコースや"雪の遊園地"的なアトラクションの多彩さ。さらには、リゾートを演出してくれる「苗場プリンスホテル」の存在。

    「苗場スキー場」なら春スキーでもワンランク上のクオリティを提供してくれることは間違いありません。この春の滑り納めは苗場に決まりですね!

    【苗場スキー場】
    ■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
    ■電話:025-789-4117
    ■営業期間:~2024年4月7日

ハピスノ編集長●竹川紀人
埼玉県出身。30年近く、スキー&スノーボード関連メディアに携わる。なかでも、ファミリースキー&スノーボードの普及・啓発を目指し、ファミスキ応援委員会「ファミスキ.jp」を立ち上げたり、「ぴあ こどもと遊ぼう冬」のディレクションを担当するなど、各種メディアの企画立案も。「ハピスノ」は6年前に立ち上げ。これまでに取材したスキー場数は200を超え、ファミリー対象の雪上イベントも多数開催。