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[ハピスノ応援団]「富良野スキー場」で北海道屈指の雪質と充実アクティビティを堪能!

ハピスノ応援団●高田 妙子さん 2022.03.25
昨シーズン、念願のスノーボードデビューを果たし、編集長おすすめのスノーリゾートをいくつか訪れた我が家ですが、2シーズン目の今回は、なんと!本州から飛び出してはじめての北海道の旅。道内にはたくさんのスキー場がありますが、雪質のよさに定評のある「富良野スキー場」をママ目線でレポートしていきます。
  • 多彩な全28コース&最長滑走距離約4,000mのロングクルージング

    「富良野スキー場」といえば、北海道屈指の雪質を誇るスノーリゾートとして人気のスキー場です。到着してまず驚いたのは、やはり、その雪の軽さ。

    ハピスノ編集長から「気温が低いから、まったく重さを感じないくらいのさらっさらの雪だよ」とお伺いした通りの雪質に感動しました。しかも、駐車場周辺の雪でも!です。

    さっそくスノーボードへ。ゲレンデは初心者でもロングコースを楽しめる「富良野ZONE」と、上部は中・上級者向けで多彩なコースバリエーションを誇る「北の峰ZONE」の2つのエリアで構成されています。

    初級者の多い我が家は、 宿泊先の「新富良野プリンスホテル」がベースにどんと構える富良野ZONEをメインに滑ることにしました。

    富良野の雪質、滑ってみてさらにびっくり! 本当にふかふかでサラサラなパウダースノーでした。転んでもウェアがまったく濡れないのにも驚きました。

    山頂から家族4人でのロングクルージング。あまりの雪質のよさに、普段はおとなしいパパが大はしゃぎ。ジャンプやグラトリを楽しんでいる珍しい姿に子供たちも大喜びでした。

  • 初級者キッズも安心して楽しめる幅広な緩斜面が大充実!

    昨季はキッズパークで過ごすことが多かった次男。今シーズンは3回目のスノーボードで、少しずつ長く滑れるようになってきているとはいうものの、いきなりのロープウェイ乗車は少々心配。コース長は約3,000mですから!

    ですが、そんな心配をよそに、次男はどんどん滑って行ってしまいます。逆に、ついていくのにわたしのほうが必死…。

    あとから聞いたら「すごい広い斜面で緩やかだから、全然怖くなかった」と。最高の雪質に、初級者やキッズにやさしい幅広の緩斜面。まさに、初級者が多い我が家には最高のシチュエーションだったようです。

  • 充実のスノーアクティビティ! ベテランスタッフさんの技術に感服

    前回のハピスノ応援団の取材以来、我が家にとってスキー場を選ぶ際に外せないポイントとなっているのが、スノーアクティビティの充実度です。

    富良野ZONEのベースにある「わくわくファミリースノーランド」では、お馴染みのスノーラフティングをはじめ、スノーモービルやスノーバナナボートなどが楽しめるということで、子供たちのテンションは上がりっぱなし。もちろん、ママも密かに期待していました!

    スノーラフティングは造成されたバンクを利用し、 右へ左へと激しく揺さぶられてみんなで絶叫!  ボートがひっくり返ってしまうのではないかというスリルと爽快感が癖になるほど本当に楽しかったです。

    お客様に楽しんでもらいたいと語るベテランスタッフさん。客層にあわせて、激しさも調整してくれるそう。そのホスピタリティの高さには感服しました! 

    続いては、スノーバナナボート。チューブが2本ではなく1本のバナナボートははじめての経験です。長男は経験済みと高を括っていたみたいですが、やはり安定感が圧倒的に足りない!

    もちろん、こちらもベテランスタッフの運転で安全は担保されているのですが、それでも、スリルは2本タイプの倍以上に感じたそうで、長男とパパの絶叫度合いは3倍でした。

    「わくわくファミリースノーランド」は、あれもこれも楽しみたい人向けに1時間遊び放題プランもあります。もっともっと!と終わらない子供たちにはぴったりのプランですね。

  • ランチは山小屋風の「レストラン ダウンヒル」で“映え”メニュー

    ランチはロープウェー山頂駅に隣接する「レストラン ダウンヒル」へ。子供たちの喜ぶ料理がたくさんあって、いつも以上にメニュー選びに時間がかかりました。

    山盛りポテトフライにかわいい雪だるまの2色カレー。さらには、疲れたカラダにはやっぱり甘いものが一番ということで、ハニートーストも頼んだのですが、バニラアイスがたっぷりで、みんなで取り合いに!

    いずれも“映え”メニューばかり。もちろん、写真撮影も忘れませんでしたよ。

    1テーブルごとの座席感覚がとっても 広く、ウェアを脱いで置いても、ゆったり座れて寛ぐことができました。テーブル同士も距離があるのは子連れにうれしいポイントですね。

  • 富良野の夜を彩る「ニングルテラス」&「ふらの歓寒村」

    滑り終わっても楽しいのが富良野スキー場のすごいところ。夕食を済ませてから訪れたのは、ホテル目の前の「ニングルテラス」です。

    ここは、豊かな森に包まれた15棟ものログハウスが連なるショッピングエリアで、夜のライトアップでは、あたたかいオレンジ色に灯された空間がさらに幻想的な雰囲気に。まるで、物語の世界に迷い込んだような不思議な感覚に陥りました。

    各店舗では自然をモチーフにしたクラフトと作品を展示・販売していました。訪れた「森のろうそく屋」さんでは、カラマツの香りを含ませた木のろうそくが心を穏やかにリラックスさせてくれます。

    ろうそく作りの体験メニューもあるようで、世界にひとつだけのお土産を作りたい!という方にはピッタリですね。

    ニングルテラスのすぐ横には「ふらの歓寒村(かんかんむら)」があります。雪で作られた様々なモニュメントが色鮮やかにライトアップされていて、まるでミニ雪まつりのようでした。

    入場料は300円(小学生以下無料 ※要保護者同伴)で、入場者はスノーチュービングが1回無料で体験できます。ナイトアクティビティははじめてで、昼とはまた違った趣きがあり印象的でした。

  • ホテルとスキー場が直結! 子連れにうれしいスキーイン&アウトOK

    スキーイン&スキーアウトができるホテルは子連れにとって本当にありがたいですよね。とくに、「新富良野プリンスホテル」は客室からレンタル、そして、ゲレンデまでの導線がスムーズでノンストレス!

    ホテルに到着したらクロークに荷物を預けて、クローク目の前にあるレンタルでスノーボードを借ります。さらに、その目の前にあるカウンターでリフト券を購入。ゲレンデ出口もすぐ。

    1フロアの1エリアに、すべてがまとまっている感じで本当に便利でした。

    客室は大きなトランクケースを広げられる充分なスペースがあり、高層階からは十勝岳連峰や富良野盆地を一望。景観も最高でした。

    ディナーのブッフェで、お寿司や蟹など、海の幸を満喫し、温泉を楽しんだあと、ベッドに入った途端にぐっすり眠ってしまった子供たち。本当に幸せそうな寝顔を見ながら、わたし自身もはじめての北海道スキー旅行を思う存分楽しんだなぁという達成感でいっぱいでした。

ハピスノ応援団●高田 妙子さん
大阪府在住。ウィンタースポーツ未経験の2児の母。なかなか上達しない母を一瞬で追い抜いて、ぐんぐん上達する息子たちが楽しめるスキー場をリサーチ中。母の密かな楽しみは、ゲレンデで楽しむスイーツ(笑)家族で最高の雪上体験を! まだまだいろんなスキー場を新規開拓したいです。