親子のためのスキー場選び7ヶ条【中編】(4)ゲレンデ直結ホテル (5)キッズスクール|ハピスノ講座

そんなハズレを引かないために、ハピスノ編集部が推奨するスキー場選び7ヶ条をご紹介。中編では(4)キッズスクール (5)ゲレンデ直結ホテル の2つ。今回はスキー場を選ぶ前に、スクールやホテルをスキー場横断的に選んでみては? というお話です。
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(4)キッズスクールを選ぶ3つの法則
今回はスキー場選びよりも先に、気になるところをチョイスしてほしい2つのテーマについて。
キッズスクールとホテル。ともに、ハズレも多いコンテンツだから、スキー場を先に選んでしまうと選択の幅が狭くなって、結果、ハズレを引いてしまいがち。
それなら、先にいくつかピックアップして、選んだスクールやホテルがあるスキー場をふるいにかけていくのがベスト。宿泊やスクール受講を考えているなら、これが最善策なんです。まずは、キッズスクールについて。大切な子供を預けるスクールを軽視しているパパ・ママはとっても多いと感じます。もちろん、軽視している意識はないのでしょうが、スキー場を選んでからスクールを探す、この流れが結果として…。
ハピスノ編集部では、これまで数多のスクールを取材したり、実際に、預かった大切な子供たちをスクールに預けたりしてきましたが、スクールの格差はとても大きなものがあると実感しています。
そして、ひとつのスキー場には選べるほどスクールがない。だからこそ、スクール受講を考えているなら、スキー場を選ぶ前にスクールを選んでほしいのです。では、そのキッズスクールの選び方は? まずは、スクール情報を入手しましょう。とはいえ、スクール情報を発信しているメディアはとっても少ないので、口コミなども活用したいところ。
その口コミもスクール全体なのか、あるイントラクターに対してなのか。レッスンの優劣を決めるのはインストラクター如何の部分が大きいので、情報の取捨選択も重要になります。もっと具体的な選び方としてはふたつ。ひとつは、子供の多いスキー場のスクールを選ぶこと。子供が多いということは当然、スクールを受講する子供も多く、つまり、キッズレッスン経験豊富なインストラクターが多いということ。
インストラクターの技量として子供を扱う“慣れ”も重要な要素なので、ひとつの大きな指針となります。もうひとつは、最近増えてきているキッズ専門のスクールを選ぶこと。こちらも前述の“慣れ”に通じる部分がありますが、当然、インストラクターは子供しか教えないわけで、その熟練度には期待できます。
[ハピスノ講座]スクール選び [テーマ別特集]キッズスクール自慢
また、子供を教える専用のカリキュラムを構築しているスクールも多いので、ただ上達するだけでなく、スキー&スノーボードを楽しませてくれます。リピーターの多さがその証左と言えるでしょう。
[追記]スクール選びについて、もっと詳細に執筆させていただいた原稿は下記のリンクからご覧いただけます。 -
(5)ゲレンデ直結ホテルで楽ちん滞在!
続いては、ファミリースキーお泊まり旅行の成否を大きく左右する宿。スクールに比べれば情報はいっぱいありますし、選択肢も多いので、時間をかけてしっかりと選びたいところ。
なお、宿泊施設に対してはいろんなこだわりがあると思いますので、ここでは、ベースとなる3つのポイントについてご紹介します。ポイント①は“スキーイン&スキーアウト”。ホテルを出たらすぐゲレンデで、そのまま滑り出すことができて、また、ゲレンデから滑って戻ってこれる“ゲレンデ0分ホテル”かどうか。
ホテルからゲレンデまでが歩きだとすると、子供が自分で板を持てればいいですが、そうでないとパパ・ママはかなり苦労することにもなりかねません。
ポイント②は車をフロントに横付けして、荷物の出し入れが容易にできるかどうか。屋根のあるロータリーがあれば、なお可。
さらに、駐車場の立地も重要で、当然、ホテル目の前がベストですが、駐車場がかなり離れているホテルも少なくはないので事前チェックを忘れずに。離れていても、駐車場までの送迎があれば安心です。最後はスキー場直営ホテルかどうか。直営なら、リフト券やスクール付きなど、様々なお得なプランがラインナップされているケースが多いんです。
[テーマ別特集]スキー場直結ホテル
一方で、直営の場合、リゾートホテル系が多いので、民宿やペンションと比べると、やや値が張ることは否めません。
それでも直営をおすすめするのは、リフト券売場やレンタルなど、スキーセンター機能を兼ねるところが多いから。必要なサービスがそろったオールインワンのホテルなら、スキー場到着後も無駄な移動をしないで済みます。
ホテル選びのベースとなる3つの法則は、まとめてしまえば、ストレスのないお泊まりが可能かどうか。親子でも快適な滞在ができるホテルのあるスキー場を選びましょう。
