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リゾートレポート

群馬「丸沼高原スキー場」春でも標高2,000mで最高の雪質を堪能|春スキー特集2023/24

ハピスノ編集長●竹川紀人 2024.03.03
関東圏でGWまで滑れる数少ないスキー場のひとつが「丸沼高原スキー場」(群馬 片品村)です。ほぼ1年の半分というロングシーズン営業を実現できるのは、最新鋭の人工降雪機と山頂で2,000mという高標高のおかげ。

これからの季節は春シーズン料金をチェック! 2023/24シーズンを締めくくる滑り納めは、春スキーでも締まった雪で滑走可能な丸沼高原でキマリですね。
  • 春シーズン料金は3月18日から!

    温暖化による暖冬少雪が取り沙汰されるようになって、ゴールデンウィークまで営業するスキー場は激減。春休みすら営業しないところが多くなってきました。

    そんななかで、今シーズンも5月6日まで営業予定。春スキーのメッカとなっているのが、群馬 片品村の「丸沼高原スキー場」です。

    首都圏から日帰り圏内にありながら、ベース1,400m、山頂2,000mという標高のおかげで、春でも雪質良好。現在も3月とは思えない積雪量と最高の雪質で、爽快なクルージングが楽しめます。

    ゲレンデは全12コース、最長滑走距離4,000mという上級者も納得のビッグスケール。その一方で、初・中級コースが全体の80%を締めるゲレンデ構成で、ファミリーや初心者にも人気を博しています。

    山頂までは「日光白根山ロープウェイ」でひとっ飛び。しかも、初級コースのみでベースまで滑り降りられるレイアウトだから、家族みんなでロングクルージングが可能。

    スノーパークも充実していますし、丸沼名物ともいえる地形で遊ぶスタイルも健在です。滑れるパパ・ママ、もちろん、キッズもぜひチャレンジしてみてください。

    2024年3月18日からのお得な春シーズン料金も要チェック! 1日券が大人5,400円、小学生2,100円、中高生3,100円、シニア4,900円。

    お得に春スキーを楽しむなら、丸沼高原スキー場に決まりですね。

  • キッズパークとビギナーエリアは入場無料

    ファミリースキーに欠かせないキッズパークの営業は4月上旬まで。ゲレンデベースの広々エリアで、スノーエスカレーター完備。ここまで聞くと普通ですが、丸沼高原がすごいのは、シーズン中いつでも、大人も子供も誰でも入場無料という点。

    スノーエスカレーター付きの無料のキッズパークというのは日本全国で見ても稀有。パパ・ママにはこれ以上ないありがたいサービスですよね。

    なお、レンタル用のそりは置いてありませんので、そりの準備はお忘れなく!

    もうひとつ、初心者ファミリーに要チェックなのが「ビギナーエリア」。その名の通り、初心者向けの練習エリアですが、こちらもスノーエスカレーター完備なのに、入場は無料なんです。

    ゲレンデ下部のリフト3本が乗り放題の「フレンドリーパス」も初心・初級ファミリーは要チェックです。大人1日券は6,000円(トップシーズン)ですが、このリフト券なら半額の3,000円というリーズナブルプライス!

    初心者なら、まずはビギナーエリアで基礎を覚えて、第1・第4・中央リフトの順番でステップアップを目指すのがおすすめ。もし、スムーズに上達して、もっと長い距離を滑りたいという場合も、アップグレードチャージを支払えば通常の1日券に変更できるので安心ですね。

    【フレンドリーパス】
    ■料金:大人3,000円/小学生1,500円/中高生1,800円/シニア3,000円

  • 滑れなくても楽しい! 山頂エリア

    「日光白根山ロープウェイ」は下山乗車が可能だから、たとえ滑れなくても、家族みんなで標高2,000mの白銀の世界へ楽々アクセス。幼児連れでも安心して山頂まで行くことができます。

    山頂駅すぐ近くにはテラスがあり、10座の日本百名山や関東以北最高峰の日光白根山(標高2,578m)を間近に一望。晴れた日にはぜひこの絶景を堪能してください。

    そして、日光白根山の登山口に鎮座するのが「二荒山(ふたあらさん)神社」です。鳥居や社の赤と真っ白な雪とのコントラストがなんとも素敵。山頂駅から徒歩2~3分の距離なので、ぜひお参りを!

    丸沼高原スキー場はロングシーズン営業や充実のスノーパーク、さらには地形遊びが人気とあって、やや上級者御用達のイメージが強いことは否めません。

    ですが、今回紹介したように、無料のキッズパークやビギナーエリア、たとえ滑れなくても楽しめる山頂エリアなど、ファミリーに魅力的なポイントもいっぱい。ぜひ、丸沼高原で春スキーを楽しんでください。

    【丸沼高原スキー場】
    ■住所:群馬県利根郡片品村東小川4658-58
    ■電話:0278-58-2211
    ■営業期間:~2024年5月6日(予定)

ハピスノ編集長●竹川紀人
埼玉県出身。30年近く、スキー&スノーボード関連メディアに携わる。なかでも、ファミリースキー&スノーボードの普及・啓発を目指し、ファミスキ応援委員会「ファミスキ.jp」を立ち上げたり、「ぴあ こどもと遊ぼう冬」のディレクションを担当するなど、各種メディアの企画立案も。「ハピスノ」は6年前に立ち上げ。これまでに取材したスキー場数は200を超え、ファミリー対象の雪上イベントも多数開催。