ドラ割「ウィンターパス2024」最新情報!交通費を抑えてお得にスキー&スノボ旅|ハピスノ講座
今回はそんなサービスのひとつ、NEXCO東日本のドラ割「ウィンターパス2024」を利用して、実際にどれだけお得に行けるのか、徹底検証してみました。
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"IC近"が雪道運転のリスクを軽減する
気象庁によれば、今シーズンはエルニーニョ現象が続くとの予想。ここでは、エルニーニョ現象自体の説明は省きますが、簡単にいうと、今シーズンは暖冬少雪ということです。
ですが、じつは、暖冬少雪といわれるようになって増えたのは“ドカ雪”。そう、暖冬少雪のシーズンほど、平野部などに災害級の降雪が起こりやすくなっているようなんです。
となると、雪道運転は心配ですよね。とくに、運転に自信のないパパ・ママからは「災害レベルのドカ雪が降る可能性があるなら、今シーズンのスキー&スノーボードは諦めよう」、そんな声も聞こえてきそう。
でも、ちょっと待って!天気予報などの情報をしっかりキャッチして、次の対策を講じれば、そこまで恐れることはないんです。雪道運転の対策としてポイントとなるのはスキー場選び。雪道運転が心配な人は、“インターチェンジから近い”スキー場をチョイスしましょう。
なぜなら、高速道路は比較的、除雪が行き届いていて安全だから。つまり、高速道路を走る距離を伸ばしてでも、一般道の走行距離を短くすることが、そのまま雪道運転のリスク軽減につながるんです。少々、高速料金のお話から脱線してしまいましたが、今回は、そんな理由もあって、IC激近のふたつのスキー場、新潟 南魚沼市の「舞子スノーリゾート」と「ムイカスノーリゾート」を検証場所に選びました。
ドラ割 ウィンターパス_公式サイト ムイカスノーリゾート_公式サイト 舞子スノーリゾート_公式サイト
ムイカスノーリゾートは首都圏からの日帰り圏最奥の関越道 六日町IC利用ですが、インターチェンジを降りてからはたった3km!高速道路の走行距離を伸ばして、その分、IC近くのスキー場をチョイス。
一方の舞子スノーリゾートは関越道 塩沢石打ICからたった1分!にもかかわらず、最長滑走距離6,000m、全26コースを誇るビッグゲレンデで人気のスキー場。
いずれも、雪道運転が不安なパパ・ママにおすすめのスノーリゾートなんです。 -
三郷IC⇔ムイカなら最大8,160円もお得
ハピスノ編集部では、このお得なサービス、ドラ割「ウィンターパス」を多くの読者に紹介してきましたが、よく言われるのは「わかりにくい」のひと言…。
そうなんです。個々人で出発ICも到着ICも違いますし、しかも、休日割引や深夜割引といったETC割引があるので、簡単に価格差を一覧にすることが難しいんです。だから、一目瞭然!とはなりにくい。
今回は「ムイカスノーリゾート」への高速料金を例にあげて、どの部分に注目したらいいかも含め、ご紹介していきます。ウィンターパスがどれだけお得なのかを示すには、まず、出発ICと到着ICを調べて、正規料金および「休日割引」などのETC割引料金を把握しなければなりません。
なお、ETC割引には休日割引のほかにも「深夜割引」「平日朝夕割引」がありますが、深夜割引は午前0時から午前4時の間に指定区間を走行する必要があり、ファミリーには不適。
一方の平日朝夕割引はETCマイレージサービスを活用した還元式で、複数回の乗車が条件となり、スキー場へ行く1回を対象とはできないため、除外しています。
また、対応車種は軽自動車等と普通車ですが、今回は普通車で計算してみます。目的地はムイカスノーリゾートなので、到着ICは関越道 六日町IC。出発ICは仮にハピスノ読者も多い埼玉 三郷ICとしましょう。
ETC通常料金は片道7,130円ですので、往復7,130円×2で14,260円。ウィンターパスは往復で6,100円ですから、平日利用なら8,160円もお得になります。
ファミリーの場合は土日祝の利用が多いと思いますが、ETC休日割引を利用すると5,230円×2で10,460円。割引額は下がるといっても、4,360円も安くなっちゃうんです。上記の表を見ていただくとわかりやすいですが、手前の下総ICや圏央道最奥のあきる野ICから高速を利用しても料金は同額のため、走行距離が長いほど割引額が大きくなります。
逆に走行距離が短いと、じつはETC休日割引の方が安いというケースもありますので、注意が必要です。
ご自分の自宅最寄りのICとスキー場最寄りのIC、さらには利用日が平日か土日祝か、普通車か軽自動車かなどを事前に調べて、「ドラぷら」サイトで損得をしっかり把握したうえで利用するようにしましょう。今回はムイカスノーリゾートのケーススタディとして、首都圏発着エリアの「湯沢・沼田・水上プラン」を例に挙げましたが、そのほかにも多彩なプランが用意されています。
ドラ割 ウィンターパス_公式サイト
上記表の通り、首都圏発着は「湯沢・沼田・水上」「白馬・志賀・妙高」「菅平・軽井沢」「蔵王」「猪苗代・磐梯」「那須・塩原」の6プラン。
川越-花園発着は「湯沢・沼田・水上」「白馬・志賀・妙高」「菅平・軽井沢」の3プラン、岩槻-羽生発着は「蔵王」「猪苗代・磐梯」「那須・塩原」の3プラン、水戸発着は「猪苗代・磐梯プラン」の1プラン。
仙台発着は「安比・八幡平」「夏油」「猪苗代・磐梯」の3プラン、新潟発着は「湯沢」「白馬・志賀・妙高」「猪苗代・磐梯」の3プランで、トータル6エリア19プランとなっています。
利用方法もいたって簡単。「ドラぷら」サイトから事前申込をして、当日、登録したETCカードで走行するだけ。
注意点としては、発着エリア→目的地エリア→発着エリアの利用が必須で、その逆はNGとなります。 -
さらにお得!周遊型セットプラン登場
ここまではウィンターパスの通常プランをご紹介してきましたが、じつは、今シーズンからリフト券付きのセットプランの販売がスタートするんです。
これまでのプランとの違いは、前述のように、リフト券や食事券付きで、かつ、周遊プランだということ。そのエリア内、かつ期間内であれば、どこでも、何度でも、乗り降りできるから、スキー場を梯子したり、初日スキー・2日目観光といった“スキー+α”の旅にも最適です。
また、通常プランは最大3日間使用できますが、セットプランは最大2日間(ともに、1日のみの利用も可)。2泊3日の旅には使えない反面、料金はリーズナブルになっており、日帰りや1泊2日の旅にはお得感があります。
なお、特別プランであるがゆえに、セットで購入できるのは、1スキー場のリフト券のみ。2日目、違うスキー場で滑る場合は、ハピスノのクーポンを利用するなど、割引サービスは探しましょう。ここからは具体例。初日はムイカスノーリゾートで滑り、宿泊は舞子高原ホテルへ。2日目は舞子スノーリゾートで遊ぶという1泊2日の旅を例に、料金を算出してみました。
エリア内乗り降り自由な周遊プランなので、関越道 渋川伊香保ICで降りて伊香保温泉まで足を伸ばしたり、渋滞回避で関越道 花園ICで降りたり、そんな使い方もできますが、今回は白岡菖蒲IC往復としています。ハピスノ編集部の事務所から最寄りICは圏央道の幸手ICですが、関越道に向かうには周遊エリア外なので、ちょっとだけがんばって一般道を走り、圏央道 白岡菖蒲ICを利用します。
ドラ割 ウィンターパス(セットプラン)_公式サイト
高速道路利用は、まずはムイカスノーリゾートに向かうべく、①圏央道 白岡菖蒲IC⇒関越道 六日町IC、続いて、ムイカスノーリゾートから舞子高原ホテルへの移動で、②関越道 六日町IC⇒関越道 塩沢石打IC。そして、最後は帰りの③関越道 塩沢石打IC⇒圏央道 白岡菖蒲IC。
普段ならムイカスノーリゾートと舞子スノーリゾート間は下道で移動することが多いのですが、料金は変わらないので、高速道路利用。時間は15分くらいの短縮となります。
結果は…。上記の表を見ていただくと一目瞭然ですが、なんと、2,710円~6,480円もお得という結果に。これは使わないわけにはいかないですね! -
ウィンターパス利用でますますお得に!
ドラ割「ウィンターパス」の通常プランとセットプランをご紹介してきましたが、お得はそれだけじゃないんです!ウィンターパス利用者は対象施設で、申込完了メールから表示できる「優待特典券画面」もしくは「優待特典券を印刷したもの」を提示すると、各種割引等のサービスを受けることができるんです。
リフト券の割引や温泉入浴、お土産、お食事…。様々な割引クーポンがラインナップされているので、事前チェックを忘れずに!そのほかにも、アンケートに答えると来シーズンのリフト券が当たるキャンペーンも。お得なサービスは最大限に活用しましょう。
たしかに、実際の割引額を調べるのにちょっと時間はかかりますが、それでもその見返りはかなり大きいので、ぜひ、有効活用してみてください。
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【利用期間】
■通常プラン
2023年12月1日(金)~25日(月)および2024年1月5日(金)~4月1日(月)のうち、連続する最大3日間(日帰り利用可)
■セットプラン
2023年12月1日(金)~2024年4月1日(月)※利用可能日・予約開始日は各施設により異なる
【お問い合わせ】
NEXCO東日本お客さまセンター(ナビダイヤル)0570-024-024
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