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リゾートレポート

上村愛子さんが憧れのスノーリゾート「星野リゾート トマム」へ|ファミリースキー特集2022/23

ハピスノ編集部 2023.02.22
ハピスノでおなじみ! 上村愛子さんと行く人気スノーリゾートトリップ@北海道。第1弾は話題沸騰中の「星野リゾート トマム」(北海道 占冠村)です。

ハピスノ編集長曰く“進化を続けるスノーリゾート”。アイスヴィレッジや霧氷テラスなど、定番の人気スポットにも様々な新展開が…。そして、もっとも注目してほしいのがキッズスクール「雪ッズ70」。そんな魅力的なコンテンツを、愛子さんが親子目線で徹底レポート!
  • トマムを上村愛子さんが楽しみ尽くす!

    1998年、長野オリンピックでフリースタイルスキーのモーグル競技に高校生で出場。見事7位に入賞し、一躍人気選手となった上村愛子さん。その後、日本モーグル界初となるワールドカップ総合優勝、さらに、五輪5大会連続入賞と輝かしい成績を収めました。

    そんな上村愛子さんとハピスノ編集長は、10年以上前から「家族対抗!雪上運動会」を通じて親交を深めてきました。

    今回は、世界的に有名な北海道のパウダースノーで滑りたい! という愛子さんの希望もあり取材が実現。第1弾は憧れのスノーリゾートの筆頭株「星野リゾート トマム」です。

    星野リゾート トマムといえば、アイスヴィレッジや霧氷テラス、さらには、ゲレンデ直結のリゾナーレトマムやトマム ザ・タワーなど、次々に魅力的なスポットやサービスの名前が挙がる、国内を代表する人気スノーリゾートです。

    しかも、ハピスノ編集長が「トマムには毎年取材にお伺いしていますが、いつも驚きを与えてくれる“進化を続ける”スノーリゾート」と絶賛するくらい、取材コンテンツが多彩。

    今回は、なかでもファミリーに注目してほしい5つのスポットを抽出。愛子さんに、その魅力をファミリー目線で体験していただきました。

  • 上達を実感できる「雪ッズ70」なら夢中になれる

    ひとつ目は「これは画期的」と編集長も太鼓判。星野リゾートオリジナルのキッズスキーレッスン「雪ッズ70」です。

    上達の段階を6段階70のステップに細かく分けることで、子供のモチベーションをしっかりキープ。レッスン終了後には、レベルごとに色とデザインが異なる「雪ッズ70ピンバッチ」をプレゼント。

    がんばった証が勲章のように形に残ると、子供たちにもパパ・ママにも好評なんだそう。

    写真はリフト乗車のレッスンシーン。愛子さんも「リフトに乗るのが怖くてスキーが嫌になってしまう子も多いので、こうして専用の動かないリフトで乗り降りを練習できるのはいいですね」と絶賛。

    「インストラクターにとっても、メソッドは重要。自信を持って子供たちに教えられますよね。教える人が変わっても教える内容が同じというのは、双方にとって大きな安心だと感じました」(愛子さん)

    「雪ッズ70」は星野リゾート アルツ磐梯やリゾナーレ八ヶ岳でも展開中。カルテの共有化も進められているので、3施設を巡りながら、いつでもどこでも続きからレッスンを受けられるのもうれしい特徴です。

    さらに、トマムだけにあるレベル6のレッスンでは「上級者限定解放エリア」へ。インストラクターと一緒に安全にツリーランを堪能できるなんて、子供たちにとって、なんとも贅沢なレッスンですね。

    【雪ッズ70】
    ■営業期間:2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金)
    ■営業時間:公式サイト参照
    ■対  象:4~12歳
    ■料  金:(2時間)5,500円~

    雪ッズ70_詳細情報
  • 「アイスヴィレッジ」で“寒さ”を楽しむ

    冬の間だけオープンする幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」。カップルに大人気の「氷の教会」や一度は体験してみたい「氷のホテル」、ファミリーで一緒に楽しめるスリル満点の「氷上のジップライン」など、お楽しみが盛りだくさんです。

    今シーズンは北海道でもっとも店舗数の多いコンビニチェーンとのタイアップで「氷のセイコーマート」が誕生しました。店内には通常店舗ではできたてのお惣菜が提供されている「ホットシェフ」にちなんだ「アイスシェフ」が!

    愛子さんにはここでしか味わえないフローズンヨーグルト作りを体験してもらいました(体験セット800円)。

    ヨーグルトとメロンゼリーを氷でできたカップに移し、しばらくクルクルとかき混ぜていると…。おいしそうなフローズンヨーグルトのできあがり♪ 自分で作ることが大好きな子供たちに人気のコーナーです。

    続いては、本格的なカクテルが味わえる「氷のBar」へ。50種類以上のメニューから愛子さんが選んだのは「瞬間冷凍カクテル」。氷のグラスに過冷却水を注ぐと一瞬でシャーベット状に!

    「水の中に雪の玉をポイって入れたときみたいに、シャクシャクとろとろ不思議な感じ(笑)氷のグラスだからもっと冷たくて唇が痛くなるかと思ったけど、お酒がちょうどおいしく飲める塩梅でした」(愛子さん)

    【アイスヴィレッジ】
    ■営業期間:2022年12月10日(土)~2023年3月14日(火)※予定
    ■営業時間:17:00~22:00(最終入場21:30)
    ■料  金:小学生以上600円 ※トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊者は無料

    アイスヴィレッジ_詳細情報
  • 「こたつラウンジ」であったかおでん鍋

    スキーイン&スキーアウトができる「ホタルストリート」は9店舗の飲食店やアウトドアショップが軒を連ねる商業施設。

    その使い勝手のよさが好評ですが、今シーズン、その中央に登場したのが「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」。ゲレンデにいながらこたつの中で温まる、特別な体験ができる注目のスポットです。

    愛子さんには、カウンターこたつで名物「スペシャルおでん鍋」とクラフトビールを味わってもらいました。おでんは北海道ならでは、昆布で出汁をとるそう。大きなタコやトマトなどの珍しい具材も楽しく、どれもお出汁がしっかり染みていました。

    「注いだビールの泡がすぐ凍るのが楽しい! 鍋の具材が口に入れる瞬間まで熱々なのはうれしいですね。お酒好きな友達と来たら、いつまでもここに居座ってしまいそう(笑)」(愛子さん)

    撮影後は取材スタッフがわらわらとカウンターに集まり、愛子さんがみんなにおでんを取り分けてくれました。まるで「小料理屋 愛子」?!

    【スキーインスキーアウトこたつラウンジ】
    ■営業期間:2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金)
    ■営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー20:00)
    ■料  金:席料無料、スペシャルおでん鍋12,000円(数量限定)

    スキーインスキーアウトこたつラウンジ_詳細情報
  • 専門ガイド帯同で安心のCATツアー

    じつは、最近、バックカントリースキーにハマっているという愛子さん。もちろん、ガイド付きで安全第一で楽しんでいるそうですが、そう、トマムには「狩振岳 CAT TOUR」があるんです。

    となれば、上級者のパパ・ママ向けの情報として?!、体験しないわけにはいかないですよね。

    ちなみに、CATとは写真のような雪上車のこと。自然のままの山をCATで登り、誰もいないパウダースノーを滑り降りるバックカントリーツアーで、トマムのそれは熟練のガイド付きだから安全・安心。

    ということで、CAT初級者の編集長もともに出発です!

    CATに揺られること30分ほどで、狩振岳のいくつかあるピークのひとつに到着。ガイドさんがその日の状況でセレクトしてくれた最上級のパウダースポットです。

    先導してくれるガイドさんに、参加者の安全を後ろから確認してくれるガイドさんもいて、安心感はばっちり。北海道ならではのパッフパフの極上スノーを堪能させていただきました。

    薪ストーブのある大型テント(パオ)で食べる温かなランチも絶品ですよ。

    普段はスキーにシールを付けて、自分でハイクすることがほとんどという愛子さん。今回はCATということで「いっさい汗をかかずに滑れるのは奇跡! 楽しいところだけを体験できるなんて最高」と大絶賛。

    それ以上に、昨今の雪崩などの遭難事故の多さにも懸念を示されているようです。

    「雪崩に関する講習などを受けた有資格の信頼できるガイドさんが付いてくれることが、なによりもありがたいポイント。安全性が確保されていることが最重要。このツアーはバックカントリー初級者の方にもおすすめですよ」(愛子さん)

    【狩振岳 CAT TOUR】
    ■期間:2023年1月21日(土)~3月12日(日)の土日
    ■料金:50,600円
    ■時間:8:20~16:00 ※ランチ付き
    ■定員:12名(完全予約制)

    狩振岳 CAT TOUR_詳細情報
  • 贅沢滞在なら「リゾナーレトマム」

    最後は「星野リゾート リゾナーレトマム」。国内トップクラスのスノーリゾート滞在をご紹介していきます。

    まずは、イタリアのピエモンテ州やリグーリア州の郷土料理を提供するレストラン「OTTO SETTE TOMAMU」から。

    北海道ならではの季節の食材を使用した絶品メニューのコースで、料理ごとに合う自然派ワインのペアリングもオーダー可能。飲む人も飲まない人も遠慮なく素敵な時間を過ごせます。

    【OTTO SETTE TOMAMU】
    ■営業時間:18:00~(最終入店19:30)
    ■料  金:ディナーコース15,730円、アルコールペアリング9,500円(完全予約制)

    ファミリーに最大のおすすめポイントは、OTTO SETTE TOMAMUでの食事中に無料で利用できる託児サービス。普段は子供に合わせた雰囲気やメニューのお店ばかり選んでいるパパ・ママも心置きなく大人のディナーを楽しめます。

    保育士資格を持つスタッフがおり、ボーネルンド製のおもちゃや絵本など、子供を飽きせない工夫も満載。

    もちろん、子供も食事付き。しかも、本格的な食器でテーブルマナーまで学ぶことができるんです。子供の成長にもつながるうえに楽しんでくれるなら、親も罪悪感フリーで利用できそうですね。

    【「OTTO SETTE TOMAMU」キッズサービス】
    ■営業時間:17:50~22:30
    ■料  金:無料(食事付き)
    ■対  象:2~6歳(OTTO SETTE TOMAMU利用者の同伴キッズ)

    お部屋は「スキーヤーズスイートルーム」。リフトチェアや木製スキー板のオブジェなど、気分が盛り上がるアイテムだけでなく、ブーツヒーターなど機能面でもスキーヤーにとっては最高のお部屋です。

    大きな窓からゲレンデが一望できるので、リゾナーレトマム全室標準装備の展望ジェットバスに浸かりながら計画を立てるのもいいですね!

    【スキーヤーズスイートルーム】
    ■料  金:1泊58,200 円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込)※4名1室利用時は1泊33,100 円~(税・サービス料込)

    今回、朝食は「森のレストラン ニニヌプリ」でいただきました。超開放的な空間で、北海道を代表する肉料理や魚介類を思う存分、味わうことができます。

    必食メニューは、敷地内にある「ファーム星野」で搾られたトマム牛乳に前日から浸した焼き立てフレンチトーストと、自分で好きなだけ海鮮をトッピングできる「海宝丼」。ともに絶品です!

    さらに、赤ちゃん連れのパパ・ママにうれしい無料の離乳食も心憎いサービス。アレルギー対応もされ、種類豊富で栄養たっぷり。旅行中、どうしてもインスタントの離乳食で済ませがちなパパ・ママの気持ちを軽~くしてくれそうですね。

    OTTO SETTE TOMAMU_詳細情報 OTTO SETTE TOMAMU キッズサービス_詳細情報 スキーヤーズスイートルーム_詳細情報 ニニヌプリ_詳細情報
  • いかがでしたか? みんなの憧れ「星野リゾート トマム」ですが、まだまだ紹介しきれていない魅力が盛りだくさん。子供が楽しいのはもちろん、パパ・ママにとってもご褒美になりそうな大人のファミリーリゾートに、世界中のスキー場を知る愛子さんも大満足でした。

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    星野リゾート トマム
    ■住  所:〒079-2204 北海道勇払郡占冠村中トマム
    ■電話番号:0167-58-1111
    ■アクセス:[車]道東道 トマムICから約5km [電車]JR石勝線 トマム駅から送迎バスで約5分
    ■営業期間:2022年12月1日(木)~2023年4月2日(日)
    ■リフト料金:[1日券]大人5,900円/小学生3,900円/シニア(55歳以上)5,300円
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ハピスノ編集部
ファミリーを対象にしたスノーリゾート取材本数“自称”日本一の編集部。取材のモットーは、実際に子供を連れて、そのスキー場を余すことなく体験すること。そうして見えてくることを紹介したい! この冬も「ハピスノ応援団」の団員とともに、全国各地のゲレンデに出没する予定。