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リゾートレポート

パウダー天国の北海道「富良野スキー場」でアフタースキーも満喫|ファミリースキー特集2023/24

ハピスノ編集部●高橋美穂 2024.01.21
ファミリースキーにおすすめのスキー場を紹介する連載企画。今回は道内屈指!さらふわパウダーの雪質を誇るゲレンデはもちろん、ベースの「新富良野プリンスホテル」やショッピングエリア「ニングルテラス」でアフタースキーも楽しめる「富良野スキー場」(北海道 富良野市)。

富良野スキー場は「キッズフリープログラム」で小学生までのリフト料金がいつでも無料。ファミリーのお財布にやさしいスキー場でもあるんです。
  • 小学生まで無料のさらふわパウダー天国

    富良野スキー場は北海道のパウダーベルトに位置しているので、乾燥した雪質と豊富な積雪量が特徴。そのクオリティは道内でも別格と言われています。

    この土地ならではのさらふわパウダースノーに虜になるリピーターも続出。ビギナーやキッズにも滑りやすい雪質なので、スキーデビューにもぴったりです。

    ゲレンデはロープウェーのある「富良野ZONE」とゴンドラのある「北の峰ZONE」の2エリア。どちらにも無料のスノーエスカレーターが備え付けられた初心者レッスンゾーンがあるので安心(富良野ZONEは2基、北の峰ZONEは1基)。

    コースは2エリアあわせて、初級者から上級者まで楽しめるバラエティーに富んだ全28コース。十勝岳や大雪山連峰のパノラマを望む山頂に、白樺林を抜けるコースなど、北海道ならではのロケーションを楽しむこともできます。

    子連れファミリーは約3kmのロング滑走が可能な富良野ZONEをメインに楽しむのがおすすめ。富良野ZONEベースには「パンダルマンキッズスクール」や「FURANOスノーランド」もあります。

    また、富良野スキー場を含めたプリンススノーリゾートの全スキー場は「キッズフリープログラム」で小学生までの子供のリフト料金がいつでも無料。ファミリーに見逃せないポイントです。

    ゲレンデ_詳細情報 キッズフリープログラム_詳細情報
  • スノーランドなどアクティビティも満載!

    富良野ZONEのベース、新富良野プリンスホテルに隣接したウィンターアクティビティエリア「FURANOスノーランド」では、スノーモービルやスノーラフティング、スノーバナナボートなどを、ファミリーみんなで楽しむことができます。

    スリリングなアクティビティだけではなく、歩くスキーや和かんじきといったメニューもあり、そりのレンタルも可能。小さな子供から三世代で雪遊びできる、冬のワンダーランドなんです。

    【FURANOスノーランド】
    ■営業期間:2023年12月9日~2024年3月31日
    ■営業時間:9:00~12:00/13:00~16:00(または日没) ※歩くスキーと和かんじきは~15:00
    ■料  金:[遊び放題(ご予約制)]1時間5,000円/2時間8,000円/1日10,000円 [スノーラフティング]1,500円 [スノーモービル]1周3,000円/2周4,000円 [歩くスキー]1時間3,000円 [和かんじき]1時間3,000円

    新富良野プリンスホテルには冬の夜を楽しむ長期イベント「ふらの歓寒村」も隣接しています。鮮やかにライトアップされたナイトアクティビティエリアとなっており、雪と氷で造られた記念撮影フォトスポットは映えること間違いなし。

    犬ぞりやスノーチュービングなどのアクティビティで楽しむもよし、雪像やライトアップで彩られたロマンティックな遊歩道を散歩するもよし。夜まで楽しみ尽くてはいかがでしょうか。

    【ふらの歓寒村】
    ■営業期間:2023年12月23日~2024年2月29日
    ■営業時間:16:00~20:00(最終受付19:30)
    ■料  金:[入場料]300円 ※小学生以下無料 ※スノーチュービングは入場者1回無料 [犬ぞり体験]2,500円~

    アフタースキーの楽しみは「ふらの歓寒村」だけではありません。新富良野プリンスホテルから徒歩2分の位置にあるショッピングエリア「ニングルテラス」でショッピングもおすすめです。森のなかにログハウスが連なっており、店舗により個性あるクラフト作品が展示・販売されています。

    独自の製作方法で切り取った切り絵を何枚にも重ね、美しい北海道の風景を四季折々に描いた「紙々の森」、北海道のクラフトマン作家を中心に木や陶で縁起のいい鳥ふくろうを様々に表現した「ふくろうの家」など、心を豊かにしてくれる作品が待っていますよ!

    【ニングルテラス】
    ■営業期間:通年
    ■営業時間:12:00~20:45
    ■料  金:[入場料]無料

    FURANOスノーランド_詳細情報 ふらの歓寒村_詳細情報 ニングルテラス_詳細情報
  • ゲレンデ直結のホテルは日帰り温泉もOK

    富良野ZONEのベースには「新富良野プリンスホテル」があります。ゲレンデ直結なので、すぐに遊びに行けるし、途中で気軽に休憩もできるという、ファミリーにはとても便利なホテルです。

    宿泊者スキーロッカーの場所にリフト券売場があるというのもうれしいところ。前日購入も可能なので、購入しておけば、翌日スムーズにゲレンデに出発することができます。

    客室はソファベッドを利用すれば3名でも利用できるツインルームや、ゆったりとしたダブルルームなどがラインナップ。ラグジュアリーでありながら、ホッとできるお部屋になっています。

    十勝岳側高層階ツインルームでは十勝岳連峰や富良野盆地の眺望を堪能!北海道ならではの雄大な自然を、ホテルのなかからでも味わえるんです。

    ファミリーには北海道産食材をはじめ、季節の食材を、西洋料理や日本料理、中国料理メニューで楽しめるメインバンケットホールでのブッフェが人気。「かみふらのポークと北海道産茸のデミグラスソース煮」「北海道産真鱈の三平汁」など、メニューを見るだけでお腹が空いてきます。

    朝食ブッフェも「北海道牛乳飲みくらべ」「富良野小麦のクロワッサン」「富良野産大豆と北海道産昆布の佃煮」など、北海道尽くし。西洋料理も日本料理も、どちらも食べたくなりますよね!

    ホテルの温泉棟2階には富良野温泉「紫彩の湯」が。富良野大地の地中1,010mにある湯脈から引き揚げられた源泉が使用されており、なめらかな肌触りで心身の疲れを癒してくれます。

    内風呂はジェットバス機能を備えた浴槽。開放的な露天風呂での雪見風呂もたまりません。

    サウナーならフィンランド式オールドパインサウナで整うこともできます。日帰り利用も可能。温泉フロント受付時にバスタオルやフェイスタオルを貸し出してくれるので、手ぶらでもOKですよ。

    【新富良野プリンスホテル】
    ■住  所:北海道富良野市中御料
    ■電話番号:0167-22-1111
    ■営業時間:[チェックイン]15:00~ [チェックアウト]~11:00
    ■料  金:公式サイト参照

    【富良野温泉「紫彩の湯」】
    ■営業時間:[宿泊者]5:30~9:30(最終受付)/13:00~23:30(最終受付) [日帰り]13:00~23:30(最終受付)
    ■料  金:[宿泊者]おとな800円/こども(4歳~小学生)500円 [日帰り]おとな1,700円/こども(4歳~小学生)850円

    新富良野プリンスホテル_詳細情報 レストラン_詳細情報 紫彩の湯_詳細情報
  • いかがでしたか?北海道ならではの雪質&小学生以下リフト無料というだけではなく、アフタースキーも楽しい「富良野スキー場」。ゲレンデベースに「新富良野プリンスホテル」があるという便利さも魅力です。

    この冬、ファミリーみんなで思い出を作りに行ってみてくださいね。

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    富良野スキー場
    ■住  所:北海道富良野市中御料
    ■電話番号:0167-22-1111
    ■アクセス:[車]道央道 三笠ICから約67km/旭川市街地から約60km/帯広市街地から約116km  [電車]JR富良野線 富良野駅からタクシーで約10分
    ■営業期間:2023年11月25日~2024年5月6日
    ■リフト料金:[1日券(12月2日~3月24日)]おとな7,000円/シニア(60歳以上)6,400円 ※小学生以下無料 [1日券(3月25日~5月6日)]おとな5,500円/シニア(60歳以上)5,000円 ※小学生以下無料
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ハピスノ編集部●高橋美穂
宮城県出身、仙台在住の一児のママ。スキー雑誌、音楽系雑誌の編集者を経てフリーライターに。音楽系を中心に様々なメディアでライター業をする傍ら、2021年よりハピスノ編集部に所属。春夏秋冬の高原&スノーリゾートの体験レポートなど、親子旅行に関する各種記事を執筆している。ただし、じつはスキーは10年以上のブランクが…。子供が小学生になり、東京から地元 仙台に引っ越したいま、再び雪山に通おうと画策中。