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リゾートレポート

“神雪”降る! 福島「グランデコスノーリゾート」でリゾート滞在|ファミリースキー特集2022/23

ハピスノ編集部●高橋美穂 2022.11.09
ファミリースキーにおすすめのスキー場を紹介する連載企画。今回は“神雪”と称される、ふわさらな雪質と豊富な積雪量を誇る「グランデコスノーリゾート」(福島 北塩原村)。

日本百名山 磐梯山がそびえる抜群ロケーション。全13コース、最長滑走距離4,500mのゲレンデは初級者や子供にも最適なコース設計。スキー場直営「裏磐梯グランデコ東急ホテル」に泊まって、リゾート滞在をとことん堪能しましょう。
  • 初級者にもやさしいゲレンデレイアウト

    福島 裏磐梯といえば、日本を代表する豪雪地帯。当然、「グランデコスノーリゾート」も雪不足とは無縁で、3年連続県内最速オープンを継続中です。

    しかも、日本一の“神雪”と称されるぐらい、軽くて滑りやすい、ふわさら雪を楽しむことができると人気を博しています。

    そんな豪雪地帯ゆえ、首都圏からだと少々遠方に感じるかもしれませんが、冬場は比較的空いている東北道経由とあって、じつは渋滞回避で楽々アプローチ。

    さらに、県内唯一のゴンドラが1基と3本のリフトもすべてフード付きなので、リフト乗車中に凍える寒さをしのぐなんて心配もなし。雪質最高、楽々アクセス、快適環境と3拍子揃ったスキー場なんです。

    写真は平均斜度10度、最大でもたった12度という緩斜面の「レインボー3500」。その名の通り、全長3,500mものロングコースをゴンドラ1本で快適に回すことができるので、上達も早まると評判です。

    ほかにも、全長900m、平均斜度7度の「ラベンダーB」など、初級コースが充実。初・中級コースが全体の85%を占める、初心・初級者にやさしいゲレンデ構成となっています。

    昨冬、登場して好評だった「第一生命パーク」も健在です。上部はミドルキッカーなど、子供には少々難易度が高いですが、下部には安全に遊べるボックスやスモールキッカーがそろっているので、気軽に挑戦してみては?

    ほかにも、「グランドトリックゾーン」や「ウェーブゾーン」といった、スキーやスノーボードで“遊べる”エリアが充実しているのも、グランデコスノーリゾートの魅力です。

    ゲレンデ_詳細情報
  • エリアが分かれた広々キッズパーク

    今シーズン、人気の「キッズパーク」はエリア拡大! スキーセンター目の前で、ファミリースキーの“移動がたいへん!”というお悩みもクリアしてくれます。

    ムービングベルト完備でのぼりも楽々。そりエリアとスキー・スノーボード練習エリアに分かれているので安心・安全です。

    なお、そりエリアではハンドル付きそりやチュービングなど、多彩なアイテムが借りられるのもチェックポイントですね。

    名物のスライダー付きふわふわ遊具は、毎シーズン、小さなキッズに大人気。そのほか、「デコマウンテン」と名付けられた雪山エリアや、雪遊びエリアもあるので、雪山デビューにも最適です。

    なお、平日はスキー・スノーボード練習エリアとそりエリアが無料開放されるのでお得ですよ! そりは有料レンタルとなるので、持参を忘れずに(ムービングベルトは運休)。

    【キッズパーク】
    ■営業期間:2022年12月17日(土)~2023年3月31日(金)の土日祝・冬&春休み期間
    ■営業時間:8:30~16:00
    ■料  金:[1日券]1,200円 [午後券(12:00~16:00)]800円 ※2歳以下無料 ※当日のリフト券提示で500円

    キッズパーク_詳細情報
  • リフト券は事前申し込み&決済で混雑知らず

    スキー場の悩みの筆頭に挙げられるのが、混雑でリフト券を購入するのに時間がかかるところ。その点、グランデコスノーリゾートには事前にリフト券を申し込み&決済できるオンラインサービス「スマートスキー」があります。

    エントランスモール内の専用機で決済後に発券されたQRコードを読み込ませ、リフト券を受け取るだけと至って簡単。コロナウイルス感染予防としても安心ですね。

    この「スマートスキー」、じつは、レンタルやスクールの申し込み&決済にも使えるんです。

    レンタルではリフト券同様に発券されたQRコードを専用端末でスキャンし、発行された貸出レシートを受付に提出すればOK。ちなみに、小学生以下のスキー&スノーボードセットレンタルはヘルメット付きというのもうれしいポイントです。

    さらに、スクールに至っては、申し込み後に発行されるQRコードを受付端末でスキャンするだけ! 当日は滑るだけ、遊ぶだけという、夢のように楽ちんな状態が待っていますよ。

    スマートスキー_詳細情報
  • 評判レストランにリラックスラウンジ誕生

    メインレストランはスキーセンター1階の「Cafeteria」。喜多方の行列ができる有名店「喜一」監修「黄金のSioラーメン」や「神雪バーグ」など、ペコペコのお腹を満たすメニューが盛りだくさん。

    また、ゴンドラ山頂駅にある標高1,390mの展望カフェレストラン「Buna Buna」では、写真のように、石窯で焼き上げる本格的なピザを味わうこともできますよ。

    【Cafeteria】
    ■営業期間:2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金)
    ■営業時間:10:30~15:00(L.O.14:00)

    【Buna Buna】
    ■営業期間:2022年12月10日(土)~2023年3月31日(金)
    ■営業時間:10:00~15:00(フード11:00~14:00)

    今冬、スキーセンター2階に、新たな休憩エリアが誕生しました! その名も「ライブラリーラウンジ」。

    2,000冊以上の本をそろえる「ライブラリーエリア」のほか、ヘルスケアエリア、キッズエリア、そして、写真のラグジュアリーエリア(有料)で構成。

    たとえ、スキーをしなくても楽しめる環境。スキー場での滞在をラグジュアリーに演出してくれそうです。

    【ラグジュアリーエリア】
    ■営業期間:2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金)
    ■営業時間:8:15~16:00
    ■料  金:7,000~20,000円

    レストラン_詳細情報 施設_詳細情報
  • 最上級のスノーリゾート滞在を堪能しよう

    ゲレンデ横の高台にあるスキー場オフィシャルホテルが「裏磐梯グランデコ東急ホテル」。ザワザワしがちなスキーセンターから離れていることもあり、ワンランク上の大人のリゾートとして人気を博しています。

    そして、スキーイン&アウトができる立地はファミリ―スキーにも最適。ホテルを出てすぐ滑り出せて、遊び終わったら、ホテルにそのまま滑り込むことができるなんて、子連れのスキーヤー&スノーボーダーには最高の環境ですよね。

    客室は洋室や和洋室のほか、低床ベッドで幼児連れにもおすすめな和モダンのツインルームなど、広さや価格で選べる多彩なラインナップ。もちろん、スイートルームもあります。

    写真は仕切りのある洋室のファミリールーム。広々としたコネクティングルームなので、三世代やお友達家族との旅行におすすめです。

    ホテル滞在で楽しみなのは、なんといっても食事ですよね。ディナーはフレンチの「クレール」、日本料理の「吾妻」から好みによって選ぶことができます。

    朝食は子供も大好きなブッフェスタイル。地元の食材も取り入れたバランスのいいメニューでパワーチャージして、1日、元気に遊びましょう。

    そして、こちらもホテル滞在には欠かせない温泉! 裏磐梯グランデコ東急ホテルには「デコ平温泉 ぶなの湯」があります。単純泉でお肌にやさしいので、子供も安心して入浴可能。

    写真の檜の露天風呂は女性用です。男性はモダンな御影石を採用。満天の星を眺めながら、昼間の遊び疲れだけではなく、日々の疲れも癒してくださいね。

    【裏磐梯グランデコ東急ホテル】
    ■住  所:福島県耶麻郡北塩原村桧山荒砂沢山
    ■電話番号:0241-32-3200
    ■営業時間:[チェックイン]15:00~ [チェックアウト]~11:00
    ■料  金:[1泊2食リフト1日券付き]大人19,000円~/小学生13,300円~/未就学児9,500円~

    「裏磐梯グランデコ東急ホテル」の詳細はこちら
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    グランデコスノーリゾート
    ■住  所:〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村桧山荒砂沢山
    ■電話番号:0241-32-2530
    ■アクセス:[車]磐越道 猪苗代磐梯高原ICから約24km [電車]JR磐越西線 猪苗代駅から無料シャトルバス(要予約)で約45分
    ■営業期間:2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金)
    ■リフト料金:[1日券]大人4,500~5,900円/マスター(50歳以上)4,300~5,700円/グランマスター(65歳以上)4,200~5,600円/子供(小学生)3,000~3,900円 ※未就学児無料(1名につき保護者1名の要同伴)
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ハピスノ編集部●高橋美穂
宮城県出身、仙台在住の一児のママ。スキー雑誌、音楽系雑誌の編集者を経てフリーライターに。音楽系を中心に様々なメディアでライター業をする傍ら、2021年よりハピスノ編集部に所属。春夏秋冬の高原&スノーリゾートの体験レポートなど、親子旅行に関する各種記事を執筆している。ただし、じつはスキーは10年以上のブランクが…。子供が小学生になり、東京から地元 仙台に引っ越したいま、再び雪山に通おうと画策中。