【応援団レポート】星野リゾート トマム「アドベンチャーマウンテン」をオリンピアン親子が体験!

これまで何度も取材してきたアドベンチャーマウンテンですが、じつは、スノーボーダーとは初取材。スキー滑走技術の習得にも役立つと評判ですが、その効能はスノーボードではいかに? 伏見さんにもコメントをいただきながら紹介していきます。
「アドベンチャーマウンテン」はリアルRPG!

わたしが「アドベンチャーマウンテン」に出会ったのは、かれこれ、もう17年前になります。“世界で唯一のストーリー型ファミリーゲレンデ”という触れ込みで取材にお伺いしたのですが、最初に思い出したのは子供のころに遊んだロールプレイングゲーム。そう、アドベンチャーマウンテンは、まさに“リアルロールプレイングゲーム(RPG)”、そのものだと感じたんです。
アドベンチャーマウンテンをひと言で説明すると、滑りながらいろんなアイテムを攻略するゲレンデアトラクションに、ストーリーが付与されたもの。
その物語とは、「チョッカリ大魔神」という悪者がいて(けど、憎めない)、大好きな直滑降(チョッカリ)をするために森の木々をどんどん伐採。さらに、森の妖精「ニポ」から森を育てるのに大切な「森の種」を盗んでしまいます。参加者はその物語の主人公になりきって、森の種を取り戻すために大魔神を討伐するというストーリーです。

スタンプカード「冒険の書」を入手したら、冒険のスタートです。エリア内に設置されたアイテムをクリアすると、ハンコを押すことができるのですが、レベルごとにハンコを押し終えると、大魔神を倒す呪文が浮かび上がってきます。
そして、その呪文をチョッカリ大魔神に向かって唱えると、大魔神を撃破し、森の種を取り返すことができるんです。
これまで、多くのキッズたちとアドベンチャーマウンテンに挑戦してきましたが、子供だけでなく、パパ・ママも超真剣に! アイテムをクリアできないことで泣く子もいるなど、みな、このストーリーに入り込んでいるのがわかります。
アイテムはレベルごとに分かれていて、滑走技術の習得につながるのはもちろん、挑戦する心も養うことができる、まさに“雪育”につながるアトラクションなんです。

アドベンチャーマウンテンは大きくふたつに分かれます。初級者キッズ大歓迎なのが「ニポの山」です。レベル1が「ドコドコ」、レベル2が「カドッチョ」と「ピョコジャン」、レベル3が「ニポの森」。
すべてをクリアして4個のスタンプを集めたら、森の妖精ニポからのプレゼントがもらえます。

もうひとつが上級者も大満足の「チョッカリ山」。レベル3が「森の迷路」、レベル4が「コブコブ」「ヘイヘイポール」「ガケガケ」「スーパーカベカベ」「チョッカリウェーブと見晴らし台」、そして、レベル5が2024/25シーズンに誕生した「スペシャルステージ」となっています。
星野リゾート トマム「アドベンチャーマウンテン」情報はこちら「アドベンチャーマウンテン」はスノーボーダーに○×?

ここからは今企画の本題。これまで多くのスキーヤー親子と挑戦してきた「アドベンチャーマウンテン」ですが、じつは、スノーボーダー親子は伏見さんがはじめて。スノーボーダーにとってのアドベンチャーマウンテンについて語っていただきました。
ちなみに、伏見さんは2006年トリノ五輪スノーボードハーフパイプに出場したオリンピアン。引退後はArea51sでコーチングを学び、現在は、キッズ専門スクール「ヒキダスKidsスノーボードアカデミー」のヘッドコーチを務めています。

[ハピスノ編集長 竹川紀人(以下、編集長)]伏見さん、アドベンチャーマウンテンを、実際に子供と体験してみてどうでしたか?
[伏見知何子(以下、伏見)]まず、子供のスノーボード滑走技術習得においての感想としては、スピードが出すぎないよう斜面や斜度、地形などが工夫されていて安全性の高さを感じました。とくに、初級キッズの練習には最適ですね。
一方で、安全設計ながら、急斜面や大きなウェーブがあったり、森の中を滑ったり、ジャンプ台があったりと、少しチャレンジするアイテムもあり、この“ドキドキする”体験がスピードへの慣れやボードコントロールへの自信、転んでも大丈夫というメンタル面の強化にも役立つと感じました。
[編集長]スノーボーダーとしても上達への近道として有効なんですね!
[伏見]はい、起伏やカーブも多いので、板のエッジングと重心移動の関係、ターンの導入に重要な体のひねり、不整地でのバランス保持などが自然な形で鍛えられるから、中級以上の技術習得にも役立つクオリティだと思います。

[編集長]ストーリー型ファミリーゲレンデ、わたしはリアルロールプレイングゲームと呼んでいますが、そのあたりはどう感じましたか?
[伏見]ひとつひとつのアイテムに挑戦し、クリアした際の「できた!」という達成感が本人に分かりやすいのがいいですね。しかも、次から次へとチャレンジできるから、スノーボードへの興味が持続し、それが、上達スピードにも影響するように感じます。
そして、チョッカリ大魔神とニポの存在! 大魔神はとにかく大きくて迫力がありましたが、悪者のくせに、どこか憎めない。そして、冒険の書や呪文の存在も含め、編集長が言うように、まさに、リアルロールプレイングゲームですよね。子供がハマってしまうのは当然だと感じました。
[編集長]伏見さんにそう言ってもらえたら、アドベンチャーマウンテンをスノーボードキッズにも安心して紹介していけます。伏見さん、ありがとうございました!
【伏見知何子さん】
2006年トリノ五輪にスノーボードハーフパイプ女子日本代表として出場し、決勝進出。引退後はArea51sでコーチングを学び、「ヒキダスKidsスノーボードアカデミー」のヘッドコーチを務める。近年は「スノーボードの動作解析に関する研究」で博士(工学)号を取得。
星野リゾート トマム「アドベンチャーマウンテン」_まとめ

わたしがファミリースキー&スノーボードを取材対象として20年ほどが経ちますが、星野リゾート トマム「アドベンチャーマウンテン」はこれまでの経験でもっとも魅力的で、すべての親子におすすめしたいコンテンツの筆頭株です。
懸案だったスノーボーダーにとっての効果も、今回の伏見さん親子との取材で実証されました。
北海道という立地上、毎年、アドベンチャーマウンテンを滑ろう! とはなかなか言えませんが、卒園や卒業など、記念すべき家族旅行の旅先としては絶対おすすめですよ。
