北海道「ルスツリゾート」で最上級リゾートをまるっと堪能!|ハピスノ応援団レポート_2024/25
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ハピスノ編集長として、わたくし、竹川紀人が母娘の北海道スノーリゾート滞在をコーディネイトしつつ、今回の旅をレポートさせていただきます。
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北海道でも正午にはゲレンデに!
ハピスノでお馴染みのスノーボーダー 田中 幸さん。「娘も滑れるようになってきたし、大きな山を滑らせてあげたい。しかも、雪上アクティビティもいっぱい体験させてあげたいし、わたし的には食やお酒もマスト!」。
そんな贅沢すぎる旅なら、北海道しかないとわたしが提案したのは「ルスツリゾート」です。けっして、自分が行きたかったからという理由ではなく、いろんな場所を旅する幸さんが満足する食とお酒って、北海道くらいしか思いつかなかっただけ…。スケジュール的には2泊。となると、なるべく長くスキー場に滞在したいので、飛行機は早朝便を予約しました。車で羽田空港まで行って、6時半の飛行機に搭乗すると、8時過ぎには新千歳空港に到着します。遅延も考え、ちょっと早めのフライトです。
ルスツリゾート_アクセス情報
空港からはルスツリゾートへの直行便、シャトルバスで! 朝10時便に乗ると、なんと、12時ちょうどにはルスツ着。そう、北海道って遠いイメージがありますが、がんばれば、正午にはスキー場に到着できるくらい、意外と近いんです。ルスツリゾートに到着して、いちばんに目に飛び込んできたのは、エントランスにある本格的な2階建てメリーゴーランド「カルーセル」です。否が応でも、春ちゃんのテンションが上がります。
いきなりの出費か? そんな心配はご無用。このカルーセル、じつは乗車無料なんです。しかも、並べば何回だって体験可能。出費よりも、入口で消化される滞在時間にドギマギするパパ・ママが続出中だとか。
しかも、今回にいたっては12時着で、営業は13時から。動いていないものは仕方がない、と春ちゃんをなだめて、さぁ、2泊3日のルスツ旅のはじまり、はじまり~(もちろん、その後、何度もリピートしたのはいうまでもありません…)。
【2階建てメリーゴーランド(カルーセル)】
■営業期間:2024年11月23日~2025年3月30日
■営業時間:13:00~21:30 ※2025年3月30日は13:00~17:00
■料金:無料 -
編集長大絶賛! 犬ぞり体験から
初日、いちばん最初の遊びに選んだのは「犬ぞり」。わたくし、編集長イチオシの、北海道らしい壮大なアクティビティで、ルスツリゾートを選んだ理由のひとつでもあります(ただし、体重制限があり、編集長は未経験…)。
会場へ着くと、さっそく、犬と戯れる春ちゃん。当然、人が乗ったそりを引く犬なので、それなりの体格。怖がらないかな、という心配はあったのですが、この笑顔。杞憂でしたね。体験の条件は4歳以上。そこから想像できる通り、そりの操作はいたって簡単。ブレーキや体重移動のレクチャーを受けたら、1周550mの雪原コースへ出発です。まずは、幸さんから。
「犬ぞりはやってみたいと思っていたんですよね。ただ、ワンちゃんに引っ張ってもらうのが申し訳ない気もして…。少しでも疲労を軽減するよう、そりの操作は工夫してみました」と話す幸さん。
直線コースだけでなく、カーブもあるのですが、そこは、プロのスノーボーダーらしく、華麗な体重移動! ワンちゃんたちもストレスなく、軽快に走っているように見えます。続いては、春ちゃん。じつは、ワンちゃんたちはかなりのスタートダッシュを決めるのですが、それをママの体験から感じ取ったようで、やや、緊張の面持ち。
犬ぞり_詳細情報
ですが、スタートしてすぐ、絶叫とともに笑顔に変わっていきます。
躍動するワンちゃんたちの動きと、爽快なスピード感、そして、風を切る音。わたしがふたりに感じてほしかった、犬ぞりの魅力を余すことなく体験してもらえたようです(編集長は未経験だけどw)
【犬ぞり】
■営業期間:2024年12月14日~2025年3月30日 ※木曜定休
■営業時間:10:00~14:30 ※3月中旬以降は~11:30
■対象:4歳以上 ※体重制限70kg以下 ※3月中旬以降は50kg以下
■料金:4,400円 -
リゾートホテル滞在も超贅沢仕様!
編集長のイチオシ体験が終わったら、ホテルにチェックイン。春ちゃんはまだまだ遊び足りないようですが、リゾートホテル滞在を満喫するためにも、体力はしっかり温存しておいてもらわないと。
ルスツリゾートには3つのホテルがありますが、今回は「ルスツリゾートホテル&コンベンション」に泊まりました。客室は2台の低床ダブルベッドを配した「キッズフレンドリールーム」。親子ふたりで滞在するには、33㎡のスペース(4名定員)がとても贅沢です。
入口にベビーゲートがあったり、床面は木目調のクッションフロアだったり。さらには、スーツケースなどの荷物をソファの下に収納できたり。
「今回は春とふたり旅でしたが、下の子、ふたりを連れてきても安心できる造りですね」とは幸さん。たしかに、低床ベッドならゴロゴロされても安心ですし、ベビーゲートがあれば、勝手にバスルームや部屋の外に出ていくこともない。パパ・ママが気分的にも余裕をもって過ごせるお部屋だと感じました。少しお部屋でまったりしたら、続いては、ディナータイムです。初日は、わたしのお気に入り! 1滞在に必ず1回は食べに行く「オクトーバーフェスト」へ。
ブッフェスタイルで、好きなものを好きなだけ食べられますが、見逃せないのはズワイガニの食べ放題! じつは、わたしは食事中に手が汚れるのが苦手で、ブッフェで蟹を食べることはほぼないのですが、唯一の例外が、このオクトーバーフェストの蟹なんです。
身がぎっしり詰まった本格的な蟹なら、多少の手の汚れは気にならないみたいです(笑)そのほか、シェフが北海道の厳選素材を目の前で焼いてくれるライブキッチンや、自分で好みの食材を乗せて作る海鮮丼、さらには、サラダ&スイーツなど、充実のラインナップ。
ルスツリゾートホテル&コンベンション_詳細情報
幸さんも「食べ過ぎ注意ですけど、たまのバイキングディナーですから、たらふく食べさせていただきました」。でも、安心してください。ルスツにはスポーツクラブもあるので、取りすぎたカロリーは、運動でしっかり消化しちゃいましょう。1日の締めくくりはやっぱり温泉。ルスツリゾートホテルの客室棟からそのままアプローチできるのが「ルスツ温泉・・ことぶきの湯」です。
ルスツ温泉・・ことぶきの湯_詳細情報
開放感あふれる温泉大浴場で、横幅20mもある露天風呂から見る国立公園の山並みは絶景のひと言。サウナや子供にも人気の洞窟風呂もあります。
そして、泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。美肌効果があると噂の美肌の湯で、幸さんが長時間浸かっていたのは言うまでもありません。
【ルスツ温泉・・ことぶきの湯】
■営業時間:6:00~9:00/14:00~25:00
■料金:大人1,500円/4~12歳750円 ※宿泊者は無料(チェックイン前・チェックアウト後は有料) -
極寒の地で氷上釣り。大型のニジマスを釣る
滞在2日目。午前中はアイスフィッシング、ルスツリゾートから30分ほど移動した池で体験します。
氷上釣りというと、わかさぎが有名ですが、ここで狙うのは大型のニジマス! それも、30cm、40cmオーバーは当たり前なのだとか。それをこんな細い竿で釣り上げられるの? という素人的な疑問もありましたが、それ以上に心配だったのは、そんな大きな魚、春ちゃんのか細い腕で釣り上げられるの?
氷の上を歩くので、念のため、浮力材が入ったフローティングベストを着用し、簡単な説明を受けたら、結氷した池に開けた穴をめがけ、フィッシング開始です!高原リゾートにありがちな、おなかを空かしまくった魚がウヨウヨいる釣り堀ではないので、1匹も釣れずに終わるバラエティ番組のようになったらどうしよう、そんな心配をよそに、春ちゃんがやってくれました。
なんと、釣りを開始して、ほどなくヒット!リールを巻きあげる動作ははじめてとは思えないほど、スムーズ。最後、穴から持ち上げるところはスタッフの方に助けてもらいましたが、無事、釣り上げることができました。
さすがに、このサイズのニジマスに、春ちゃんはおっかなびっくり。ママの手を借りての記念撮影となりました。
アイスフィッシング_詳細情報
ちなみに、ビギナーズラックということもなく、その後も、何回かヒット。キャッチ&リリースが基本ですので、さっと針を外して、池に戻してあげます。そんな生き物との触れ合いを感じる、素敵なときを過ごせたと思います。
【アイスフィッシング】
■営業期間:2024年12月21日~2025年3月中旬
■営業時間:9:45~12:45/13:30~16:30 ※体験時間約2時間
■対象:5歳以上
■料金:21,000円 ※2025年2月10日以降、18,750円 -
話題の「サムライキッズレッスン」を受講
2日目午後は、ビッグマウンテンリゾート、ルスツを滑る準備! ということで、2023/24シーズンに誕生した、4~7歳対象のキッズ専門スキースクール「サムライキッズスキーレッスン」を受講しました。
このスクールの最大の特徴は、海外インストラクターが英語でレッスンしてくれることです。これまで、英語に接する機会がほとんどなかった春ちゃん、楽しめるかな?そんな心配をよそに、見てください! この春ちゃんの満面の笑み。カメラマンにポーズをとる余裕まで。
フレンドリーなインストラクターのおかげで、言葉の壁は問題にならなかったようです。なお、今回は不要でしたが、バイリンガルのスタッフ(もしくは日本人)によるサポート体制もあるので安心ですよ。スクールの内容としては、インストラクター1名につき、最大6人までの少人数グループレッスン。初心・初級者はスノーエスカレーター完備の専用レッスンエリアを使用します。エリア内にはトイレ・暖房付きの休憩室が完備されているから快適です。
サムライキッズスキーレッスン_詳細情報
ちなみに、今回は半日レッスンでしたが、1日コースはお弁当付き。まるっと1日預けて、パパ・ママはルスツを滑り倒すことも可能。幸さんが、次回は1日コースを受講させようと考えたのは、春ちゃんには内緒です。
【サムライキッズスキーレッスン】
■営業期間:2024年11月23日~2025年3月30日
■営業時間:[半日]10:00~12:30 [1日 ※食事付]10:00~16:00
■対象:4~7歳
■料金:[半日]16,000円 [1日 ※食事付]23,000円 ※2025年3月1日以降、春料金(2,000円OFF) -
最終日は時間の許す限り滑り倒す!
最終日は幸さん念願! ルスツリゾートを時間の許す限り、滑り倒します。帰りの飛行機の時間は遅めに設定しているので、夕方近くまで、時間はたっぷり。
まずは、スノーエスカレーターから。見たことある、と思った人はかなりのハピスノファンのはず。2024/25シーズンの「ハピスノ」フリーペーパーの表紙に採用された別カットです。
ゲレンデに出るまでの登り坂。ちょっとしたストレスではあるのですが、それを解消するために、ドーム付きの動く歩道を設置するあたり、さすが、日本が世界に誇るスノーリゾート、ルスツですね。ルスツリゾートはウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラと3つの山で構成。全37コース、総滑走距離42kmというビッグマウンテンリゾートです。しかも、パウダー&ツリーランのメッカで、幸さん的にはスノーボード滑走だけだったとしても、何日でも滞在したいスキー場なんだとか。
ただ、今回は春ちゃんも一緒なので、最奥のMt.イゾラは断念。それでも、ウエスト&イーストのかなりのコースを滑りました。ファミリー撮影ではウエストMt.だけで終わることもしばしばなので、春ちゃん、ママのために(笑)本当にがんばりました!最後のほうには、こんななんちゃってツリーランも満喫。前日のスクール受講で、改めて、基礎を学んだのがよかったんだと思います。やっぱり、スクール受講は重要ですね。
ルスツリゾート_ゲレンデ情報もちろん、「サムライキッズパーク」でも遊びましたよ。動く歩道完備で、チュービングやミニボブスレーなど、そりアイテムも多彩。フラットエリアではスノーレーサーやストライダー、スノーボード体験もできます。
サムライキッズパーク_詳細情報
子供たちはここでまるっと1日遊び続けられる、それくらいの充実度ですね!
【サムライキッズパーク】
■営業期間:2024年12月7日~2025年3月下旬
■営業時間:9:00~16:00
■料金:2,400円 ※2歳以下無料 -
ルスツリゾート_まとめ
ハピスノ編集長がコーディネイトする「ルスツリゾート」への母娘旅をご紹介してきましたが、いかがでしたか? たぶん、詰め込み感がかなり強かったのではないでしょうか。
ルスツリゾート_お得な春スキープラン
取材も兼ねた旅だったので、紹介したいコンテンツも多く、カツカツのスケジュールでしたが、本当はもう少し、ゆったり過ごす時間も欲しいですよね。
今シーズンは例年にないほど、雪が豊富です。じつは、北海道のファミリースキーは高騰した宿泊などの料金が落ち着く3月がおすすめ!
ルスツリゾートでも、お得な春スキープランが多彩です。ぜひ、ルスツリゾートを思う存分、楽しんでみてください。====================
ルスツリゾート
■住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
■電話:0136-46-3331
■アクセス:[車]札幌市街地から約75km/新千歳空港から約85km [バス]札幌 加森ビル③から無料シャトルバスで約120分/新千歳空港から有料バスで約120分 ※ともに要予約
■営業期間:2024年11月23日~ 2025年3月30日
■リフト料金:[1日券(2024年12月21日~2025年3月16日) ※オンライン料金]大人11,200円/4歳~小学生5,400円/中高生8,300円/シニア(65歳以上)8,300円 ※3歳以下無料 ※初滑り・春スキー料金あり
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詳細情報リンク
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