ハピスノ
ハピスノ講座

旅の“休憩所”から“目的地”へ! 限定メニューやおすすめグルメが食べられる高速道路のSA&PA5選

ハピスノ編集部●高橋美穂 2023.08.11
ハピスノのフリーペーパーが入手できるのは、高速道路の5つのサービスエリア&パーキングエリア。多くの読者から「どこどこのSA&PAでゲットしたよ!」とご連絡をいただくのですが、最近はありがたいことに、ハピスノのためだけに足を運んでくれる方も多いようです。

そこで! 今回はハピスノ入手+αを楽しんでいただこうと、5つのSA&PAの厳選グルメをご紹介。もちろん、おでかけの立ち寄りにも使える情報ですよ。
  • [上里SA(下)]カツが丼からはみ出す!「姫豚わらじカツ丼」

    関越道 上里SA(下り)は練馬ICから約75km、上信越道分岐の手前の位置にあって、ファーストブレイクに利用されることが多いサービスエリアです。

    ご当地豚肉の姫豚を使った「姫豚丼」や上里小麦を使用した「上里らーめん」など、上里ならではのメニューや商品が人気を集めています。B級グルメも評判です。

    なかでもおすすめは、その姫豚を使った「姫豚わらじかつ丼」(1,320円)。肉質が柔らかくジューシーな姫豚を、カラリと揚げて秩父名物「わらじかつ」に。それを2枚のせて、ボリューム満点の豪華丼に仕上げています。カツの大きさは1枚約15cmで、丼ぶりからはみ出るほど!

    味付けは醤油ベースの甘辛タレで、カツを揚げたあとにタレにくぐらせているので、衣にタレがしっかりしみ込んでおり、ご飯が進むこと請け合いです。

    ワンハンドグルメなら「こむぎっち焼き」(300円~)はいかがでしょうか。全国屈指の種子小麦の産地である上里町の小麦を使った、上里SA(下り)限定の逸品です。

    上里町のマスコットキャラクター「こむぎっち」を型取ったキュートな見た目も魅力。あんこ、お好み焼き風が定番で、季節によってオリジナルの味が登場します。

    関越道 上里SA(下り)_詳細情報
  • [高坂SA(下)]トロトロ角煮のせ「五目あんかけ焼きそば」

    関越道 練馬ICから新潟方面に向かって最初のサービスエリアである高坂SA(下り)。レストランやフードコートには、埼玉の地場食材を使ったメニューが揃います。

    お土産なら「埼玉芋串だんご」(648円~)や「川越芋カステラ」(540円)など、埼玉名物のお芋を使ったおやつも人気です。

    注目は、大きな角煮を丹精込めて毎日仕込んでいるという「五目あんかけ焼きそば」(1,190円)。そのトロっとした食感は、リピーターが続出するのもうなずけます。

    野菜もたっぷりなので栄養バランスもばっちり。子供から大人まで箸が止まらない味ですよ。

    高坂SAのショッピングコーナーには、狭山茶きんつば(1,080円)、狭山茶寮プレミアムラング(1,512円)など、お茶どころらしいスイーツが揃っています。そんななかで人気を博しているのが、写真の「江戸人形焼」(1,296円)です。

    人形焼きといえば、東京土産の大定番。東京でお土産を買い忘れた人も、埼玉名物の狭山茶のお供を探している人も、満足すること間違いなしの逸品です。

    ぜひ手に入れて、どこか懐かしい味わいを楽しみながら、ほっこりお茶タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

    関越道 高坂SA(下り)_詳細情報
  • [佐野SA(下)]組み合わせが意外!「いもフライ いちごソース」

    東北道 佐野SA(下り)は、2023年7月13日に芝生広場とドッグランのオープンをもって「ドラマチックエリア佐野(下り)」としてグランドオープンしました。“ドラマチックエリア”とは、地域性の充実にこだわり、“旅のドラマ”を演出するSA&PAを指します。

    1日1万人も訪れる人気サービスエリアで、2023年4月に設置された佐野ブランドキャラクター「さのまる」像も、フォトスポットとして人気。もちろん「特製佐野らーめん」をはじめとして、グルメも大充実です。

    戦後、食糧難の時代、佐野地域にはジャガイモ畑が広がり、ジャガイモは庶民の胃袋を満たす食材でした。当時から親しまれていた「いもフライ」は現在、佐野市のご当地B級グルメになっています。

    ほくほくのじゃがいもをさくっとフライにしてソースをかけて食べる一品。なかでも、栃木県のいちごをソースに使用した「いもフライ いちごソース」(400円)はここだけの限定メニューです。意外な組み合わせですが、癖になる味にリピーターが続出とか!?

    佐野のジェラテリア「サンタルチア」と提携し、季節のフルーツを使用した「フレッシュジェラート」(420円~)も人気です。規格外のフルーツを積極的に使用したサステナブルなメニューが揃います。

    もちろん、味も高評価。フルーツを生かしたジューシーな食感と、さっぱりとした風味が溶け合った、暑い日にもうれしいジェラートです。

    東北道 佐野SA(下り)_詳細情報
  • [Pasar羽生(下)]濃厚チーズの「とろけるチーズパン」

    ここがPA!? そんな驚きの声をあげてしまうほど、豪華な羽生PA(下り)。東北道に2ヶ所だけある「Pasar(パサール)」と名付けられたパーキングエリアで、東北への旅のはじまりをイメージしたエリアです。

    コンセプトは「洗練された粋な和風モダン」。地元有名土産品をはじめ、旬の商品を取り揃えた「旬撰倶楽部」や大人気の「ずんだ茶寮Café」、高速道路初出店の「ROAST CARAMEL MARKET」など、気になるショップが目白押しです。

    おすすめしたいのは、焼き立てパンが楽しめるベーカリー「ドンク・ミニワン」の「とろけるチーズパン」(324円)。Pasar羽生店で大人気の商品! スタッフイチオシの一品です。

    チーズの風味豊かな“ふわ”“とろ”な食感を味わえるパン。2種類のチーズと濃厚なチーズソースが、ふわっふわなパンに包まれています。

    東北道 Pasar羽生(下)_詳細情報
  • [横川SA(下)]開運を願いながら食べたい「だるまちゃん」

    上信越道 横川SA(下り)も佐野SA(下り)と同じく“ドラマチックエリア”。ヨーロピアンスタイルの外観と、碓氷峠の代表的なレンガ造りの建造物をイメージした内観、澄んだ空気の下に広がる洋風庭園など、軽井沢リゾートを感じさせる大人のサービスエリアです。

    お土産は、高崎駅の名物駅弁「だるま弁当」など、“だるま”にちなんだ商品が豊富。群馬県産の食材を生かしたグルメも、多彩なメニューで味わえます。

    一番人気は「上州麦豚わっぱ飯 ミニ蕎麦椀付」(1,760円)。蒸し上げたわっぱ飯に、群馬県産麦豚のバラ肉を炒めてトッピングしています。わっぱと舞茸の風味がたっぷり香る、彩りも豊かなメニューです。

    信州と言えば蕎麦! ということで、ミニ蕎麦椀がついてくるのもうれしいところ。ボリュームを控えたいなら、ミニ蕎麦を味噌汁に変更することも可能です。お値段も1,500円とリーズナブルになりますよ。

    群馬県といえば、だるまですが、焼き立てパンが人気の「Backerei Gluck」にもだるまをモチーフにしたパン、その名も「だるまちゃん」(230円)が。横川SA(下り)限定のオリジナル商品です。

    だるまちゃんの表情がそれぞれ微妙に違うところも愛らしく、食べるのがもったいないほど。とはいえ、味も絶品。国産ふじりんごの果肉入りピューレジャムとカスタードクリームを包んだジューシー&クリーミーな味わいになっています。

    上信越道 横川SA(下り)_詳細情報
ハピスノ編集部●高橋美穂
宮城県出身、仙台在住の一児のママ。スキー雑誌、音楽系雑誌の編集者を経てフリーライターに。音楽系を中心に様々なメディアでライター業をする傍ら、2021年よりハピスノ編集部に所属。春夏秋冬の高原&スノーリゾートの体験レポートなど、親子旅行に関する各種記事を執筆している。ただし、じつはスキーは10年以上のブランクが…。子供が小学生になり、東京から地元 仙台に引っ越したいま、再び雪山に通おうと画策中。