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旅の“休憩所”から“目的地”へ! おすすめグルメが食べられる高速道路SA&PA5選|ハピスノ講座

ハピスノ編集部 2024.07.04
クルマ旅の休憩には、高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)は必要不可欠ですよね。ですが、最近はその利用方法がちょっと変わってきているとか。

旅の“休憩所”から“目的地”へと進化するSA&PAのなかでも、今回はハピスノ編集部厳選! おすすめグルメが食べられる、関越道 上里SA・高坂SA、東北道 佐野SA・羽生PA、そして、上信越道 横川SAをご紹介していきます。

[上里SA(下)]カツがはみ出す丼ぶり

関越道 上里SA(下)は練馬ICから約75km、上信越道分岐の手前の位置にあって、ファーストブレイクに利用されることが多いサービスエリアです。

ご当地豚肉の姫豚を使った「姫豚丼」や上里小麦を使用した「上里らーめん」など、上里ならではのメニューや商品が人気を集めています。B級グルメも評判です。

なかでも、おすすめはその姫豚を使った「姫豚わらじかつ丼」(1,320円)。肉質が柔らかくジューシーな姫豚を、カラリと揚げて秩父名物「わらじかつ」に。それを2枚のせて、ボリューム満点の豪華丼に仕上げています。カツの大きさは1枚約15cmで、丼ぶりからはみ出るほど!

味付けは醤油ベースの甘辛タレで、カツを揚げたあとにタレにくぐらせているので、衣にタレがしっかりしみ込んでおり、ご飯が進むこと請け合いです。

ワンハンドグルメなら「こむぎっち焼き」(300円~)はいかがでしょうか。全国屈指の種子小麦の産地である上里町の小麦を使った、上里SA(下)限定の逸品です。

上里町のマスコットキャラクター「こむぎっち」を型取ったキュートな見た目も魅力。あんこ、お好み焼き風が定番で、季節によってオリジナルの味が登場します。

関越道 上里SA(下)_詳細情報

[高坂SA(下)]角煮のあんかけ焼きそば

関越道 練馬ICから新潟方面に向かって最初のサービスエリアである高坂SA(下)。レストランやフードコートには、埼玉の地場食材を使ったメニューが揃います。

お土産なら「埼玉芋串だんご」(702円~)や「川越芋カステラ」(580円)など、埼玉名物のお芋を使ったおやつも人気です。

注目は、大きな角煮を丹精込めて毎日仕込んでいるという「五目あんかけ焼きそば」(1,300円)。そのトロっとした食感は、リピーターが続出するのもうなずけます。

野菜もたっぷりなので栄養バランスもばっちり。子供から大人まで箸が止まらない味ですよ。

高坂SAのショッピングコーナーには狭山茶寮プレミアムラング(1,512円)をはじめとする、お茶どころらしいスイーツが揃っています。そんななかで人気を博しているのが、写真の「江戸人形焼」(1,296円)です。

人形焼きといえば、東京土産の大定番。東京でお土産を買い忘れた人も、埼玉名物の狭山茶のお供を探している人も、満足すること間違いなしの逸品です。

ぜひ手に入れて、どこか懐かしい味わいを楽しみながら、ほっこりお茶タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

関越道 高坂SA(下)_詳細情報

[佐野SA(下)]サステナブルなスイーツ

東北道 佐野SA(下)は、2023年7月13日に芝生広場とドッグランのオープンをもって「ドラマチックエリア佐野(下)」としてグランドオープンしました。“ドラマチックエリア”とは地域性の充実にこだわり、“旅のドラマ”を演出するSA&PAを指します。

1日1万人も訪れる人気サービスエリアで、2023年4月に設置された佐野ブランドキャラクター「さのまる」像も、フォトスポットとして人気。もちろん「特製佐野らーめん」をはじめとして、グルメも大充実です。

戦後、食糧難の時代、佐野地域にはジャガイモ畑が広がり、ジャガイモは庶民の胃袋を満たす食材でした。当時から親しまれていた「いもフライ」は現在、佐野市のご当地B級グルメになっています。

ほくほくのじゃがいもをさくっとフライにしてソースをかけて食べる一品。なかでも、栃木県のいちごをソースに使用した「いもフライ いちごソース」(400円)はここだけの限定メニューです。意外な組み合わせですが、癖になる味にリピーターが続出とか!?

佐野のジェラテリア「サンタルチア」と提携し、季節のフルーツを使用した「フレッシュジェラート」(450円~)も人気です。規格外のフルーツを積極的に使用したサステナブルなメニューが揃います。

もちろん、味も高評価。フルーツを生かしたジューシーな食感と、さっぱりとした風味が溶け合った、暑い日にもうれしいジェラートです。

東北道 佐野SA(下)_詳細情報

[Pasar羽生(下)]濃厚チーズのパン

ここがPA!? そんな驚きの声をあげてしまうほど、豪華な羽生PA(下)。東北道に2ヶ所だけある「Pasar(パサール)」と名付けられたパーキングエリアで、東北への旅のはじまりをイメージしたエリアです。

コンセプトは「洗練された粋な和風モダン」。地元有名土産品をはじめ、旬の商品を取り揃えた「旬撰倶楽部」や大人気の「ずんだ茶寮Café」、高速道路初出店の「ROAST CARAMEL MARKET」など、気になるショップが目白押しです。

おすすめしたいのは、焼き立てパンが楽しめるベーカリー「ドンク・ミニワン」の「とろけるチーズパン」(345円)。Pasar羽生店で大人気の商品! スタッフイチオシの一品です。

チーズの風味豊かな“ふわ”“とろ”な食感を味わえるパン。2種類のチーズと濃厚なチーズソースが、ふわっふわなパンに包まれています。

東北道 Pasar羽生(下)_詳細情報

[横川SA(下)]開運招福祈願のパン⁈

上信越道 横川SA(下)も佐野SA(下)と同じく“ドラマチックエリア”。ヨーロピアンスタイルの外観と、碓氷峠の代表的なレンガ造りの建造物をイメージした内観、澄んだ空気の下に広がる洋風庭園など、軽井沢リゾートを感じさせる大人のサービスエリアです。

お土産は、高崎駅の名物駅弁「だるま弁当」など、“だるま”にちなんだ商品が豊富。群馬県産の食材を生かしたグルメも、多彩なメニューで味わえます。

いちばん人気は「上州麦豚わっぱ飯 ミニ蕎麦椀付」(1,760円)。蒸し上げたわっぱ飯に、群馬県産麦豚のバラ肉を炒めてトッピングしています。わっぱと舞茸の風味がたっぷり香る、彩りも豊かなメニューです。

信州といえば蕎麦! ということで、ミニ蕎麦椀がついてくるのもうれしいところ。ボリュームを控えたいなら、ミニ蕎麦を味噌汁に変更することも可能です。お値段も1,500円とリーズナブルになりますよ。

群馬県といえば、だるまですが、焼き立てパンが人気の「Backerei Gluck」にもだるまをモチーフにしたパン、その名も「だるまちゃん」(230円)が。横川SA(下)限定のオリジナル商品です。

だるまちゃんの表情がそれぞれ微妙に違うところも愛らしく、食べるのがもったいないほど。とはいえ、味も絶品。国産ふじりんごの果肉入りピューレジャムとカスタードクリームを包んだジューシー&クリーミーな味わいになっています。

上信越道 横川SA(下)_詳細情報

高速道路SA&PAグルメ_まとめ

今回ご紹介したのはたった5つのSA&PAですが、魅力的なグルメを堪能できるところはまだまだあります。

ただの休憩場所としてでなく、旅のもうひとつの目的地として、高速道路情報サイト「ドラぷら」なども確認しながら、お気に入りのSA&PAを探してみてはいかがでしょうか?

ハピスノ編集部
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ファミリーを対象にしたスキー場取材本数は“自称”日本一の編集部。シーズン稼働日数は80日ほど。高原リゾート(おもに、グリーンシーズンのスキー場)への取材も積極的に実施。取材のモットーは、実際に子供を連れて、そのスキー場を余すことなく体験すること。そうして見えてくることを紹介したい! 今年も「ハピスノ応援団」の団員とともに、全国各地のゲレンデに出没する予定。応援団は随時募集中です!