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ちばむら(群馬 みなかみ町)でキャンプ&幻想的な光の切り絵「チバームランド」|ハピスノ応援団

ハピスノ編集長●竹川紀人 2023.07.17
群馬 みなかみ町の「ちばむらオートキャンパーズリゾート」では、光の切り絵作家 酒井敦美氏とミュージカルソー奏者 サキタハヂメ氏による幻灯イベント「チバ―ムランド」を開催中。

光の切り絵とミュージカルソー(のこぎり)を使った演奏という興味深い響きに惹かれ、わたくし、編集長自ら、ハピスノ応援団の親子2組とともに、ちばむらへ。都会の喧騒を忘れさせてくれる幻想的な空間で、素敵な時間を過ごしてきました!
  • 幻灯空間で森のまもり神「チバーム」に出会って幸せな気分に!

    2020年9月リブランドオープンの「ちばむらオートキャンパーズリゾート」。2022年には幻灯イベント「チバ―ムランド」が開幕し、“癒し&キャンプ”という異色の体験ができると注目を集めています。

    そんな一風変わったキャンプが楽しめるとあれば、ハピスノ編集長としては体験しないわけにはいかない! ということで、行ってきましたよ。2組の親子を連れて。

    営業時間は時期によって変動がありますが、夏シーズン(7/14~8/27)は19時半~21時半。テントを設営して、バーベキューをおいしくいただいて、あとは寝るだけの状態で、「チバ―ムランド」の受付に向かいました。

    受付を済ませたら、まずは「ひみつのトンネル」からスタート。館内の廊下をトンネルに見立て、グリーンを基調とした素敵な空間をくぐっていきます。

    屋外に出たら、続いては写真の「いのり星の木」。ここで願った願い事は、宙へと届き、いつか満月の夜にかなえられるという伝説の場所です。

    その後も、次々と現れる音と幻灯の空間。これ以上はネタばれになってしまうので、写真はここまで。ぜひ、自分の目で!

    ところどころに出現する森のまもり神「チバーム」をスマホにおさめて、待ち受けにしたら、いいことがありそうな予感がしました。

    【チバームランド】
    ■営業期間:2023年4月28日(金)~5月7日(日)・7月14日(金)~11月26日(日) ※祝日を除く月~木定休。GW期間(4/28~5/7)と夏休み期間(7/28~8/20)は無休 ※小雨決行・荒天中止
    ■営業時間:18:00・18:30・19:00・19:30~21:30 ※開演時間は時期により異なる
    ■料  金:[当日券]大人2,300円/小・中学生1,200円 ※未就学児無料 [前売券]大人1,800円/高・大・専門学校生1,500円/小・中学生800円 ※未就学児無料 ※前売券の購入は公式サイトから

    チバ―ムランド_詳細情報
  • 「薪ホーダイ」なら思う存分、焚き火で癒しの時間が過ごせる

    もちろん、キャンプ場としての「ちばむらオートキャンパーズリゾート」もレポートさせていただきますね。まず、最寄りのインターチェンジは関越道 水上ICで、そこから20分ほどの距離に位置します。

    首都圏からアクセスの場合は、水上IC手前の月夜野IC下車がおすすめ。水上IC利用だと少し戻る感じになりますが、月夜野ICならスムーズ。約35分で到着します。ほどよい距離感のキャンプ場です。

    また、口コミで「見回り多すぎ」と書かれているくらい、しっかり管理されているキャンプ場なので、とても静か。夜うるさくて寝られないなんてことはまずないので、ファミリーキャンパーにはとくにおすすめのキャンプ場といえそうです。

    注目は、1,500円で薪が使い放題のサービス「薪ホーダイ」。心ゆくまで、いま流行りの焚き火を満喫できます。

    写真のように、子供と一緒に薪割りを楽しむこともできますし、子供が寝たあとは夫婦水入らず。ふたりきりで、癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

    サイトは区画とフリーの2タイプ。いずれもクルマの横づけができるので、荷物が多くなりがちなファミリーキャンプにも最適。広々サイトなので、子供たちが少しぐらい騒いでも、ストレスを感じることはありません。

    キャンプ初心者ファミリーにおすすめは、老舗アウトドアブランド「ogawa」と日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」が共同開発した常設テント「グロッケ24」に宿泊する手ぶらキャンププラン。

    テントやタープのほか、テーブルやイス、マットやシュラフなどもセットになったプランなので、楽々キャンプが楽しめますよ。

    ちばむらオートキャンパーズリゾート_詳細情報
  • 自然のなかで遊ぶコンテンツも多彩にラインナップ!

    子供と一緒のキャンプだと、都会の喧騒を忘れて、ただただ無の時間を過ごすなんて、すぐ飽きてしまうので、やっぱり、アクティビティの充実が欠かせませんよね。

    群馬 みなかみ町はラフティングやキャニオニングなど、ウォーターアクティビティが超充実。ガイド会社も多彩なので、お気に入りを選んで、ぜひ堪能していただきたいところです。

    ここでは、キャンプ場内で遊べるコンテンツをご紹介。まずは、ファミリーキャンプの定番となりつつあるトランポリンから。

    大人も一緒に入って遊べるビッグサイズなので、パパ・ママもぜひ。ただ、がんばりすぎると、翌日のふくらはぎ痛は必須なので、ほどほどにね。

    【トランポリン】
    ■営業期間:キャンプ場営業期間中 ※天候により休止の場合あり
    ■営業時間:9:00~16:00
    ■料  金:500円/1名

    続いては、天候にかかわらず管理棟で楽しめる「泥団子の色付け体験」。スタッフがあらかじめ作っておいた泥団子に、好きな色を塗って磨きます。

    子供のころ、泥団子を作った経験のあるパパならわかるかと思いますが、着色後、磨くと表面がつるつるになって、光り輝くんです。まるで、小さなボーリングのボールみたい。

    そして、子供向けと思うなかれ。じつは、パパ・ママの方が真剣になって楽しんでいました!

    【泥団子の色付け体験】
    ■営業期間:キャンプ場営業期間中
    ■営業時間:9:00~16:00
    ■料  金:1,000円/1名

    最後はキャンプ場からクルマで少し走ったところにある河原をご紹介。みなかみ町の人気の河原は人がいっぱいですが、ここはいつでも空いているそう。

    ですが、水もきれいですし、浅瀬ですし、小さな子供がいても安心して遊べます(それでも、天気予報などの情報収集は必須ですよ)。

    場所は混雑するようになっても困るので内緒(笑)。キャンプ場のフロントで場所を聞いて、ぜひ、涼みに行ってみてくださいね。

    幻灯イベント「チバ―ムランド」も魅力的ですが、ご紹介してきたように、キャンプ場のクオリティとしても高い「ちばむらオートキャンパーズリゾート」。

    リニューアルしてまだ3年目ということもあり、まだまだ空いているそうで、取材当日もとっても快適でした。常設テントなら、キャンプ初心者でも何のストレスもなく楽しめそうですよ。

    ちなみに、じつは通年営業のキャンプ場で、雪中キャンプも楽しめるんです。わたしは次回、雪中キャンプに挑戦してみるつもりですが、夏から秋の季節も最高だそう。清涼キャンプ、紅葉キャンプに、ぜひおでかけください。

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    【ちばむらオートキャンパーズリゾート】
    ■住  所:〒379-1404 群馬県利根郡みなかみ町相俣2325
    ■電  話:080-8374-9419
    ■アクセス:[車]関越道 水上ICから約14km/月夜野ICから約18km
    ■営業期間:通年 ※冬季期間は週末営業のみ
    ■営業時間:[チェックイン]14:00~18:00 [チェックアウト]~11:00
    ■料  金:[サイト料]フリーor区画サイト2,000円~/DAYキャンプ500円~  [利用料(1泊)]大人1,200円/小・中学生600円 ※未就学児無料 [環境保全協力金]500円~/1組・1泊 [入村料(イベント開催日のみ)]500円/1名 ※「チバームランド」開催期間中の宿泊者は追加料金なしで入場可。DAYキャンプ利用者は優待料金あり
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ハピスノ編集長●竹川紀人
埼玉県出身。30年近く、スキー&スノーボード関連メディアに携わる。なかでも、ファミリースキー&スノーボードの普及・啓発を目指し、ファミスキ応援委員会「ファミスキ.jp」を立ち上げたり、「ぴあ こどもと遊ぼう冬」のディレクションを担当するなど、各種メディアの企画立案も。「ハピスノ」は5年前に立ち上げ。これまでに取材したスキー場数は200を超え、ファミリー対象の雪上イベントも多数開催。