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リゾートレポート

「丸沼高原スキー場」(群馬 片品村)で話題のツリーアドベンチャー&広々オートキャンプ体験

ハピスノ編集部●高橋美穂 2023.07.13
群馬 片品村の「丸沼高原スキー場」はグリーンシーズンもお楽しみの宝庫。話題のツリーアドベンチャーやスリリングなサマーリュージュなど、一度は体験してみたいアクティビティが充実しています。

ほかにも、オートキャンプ場「丸沼高原キャンピングバレイ」や日光白根山ロープウェイに乗って行く絶景の「天空テラス」、さらには、スキー&スノボのサマーゲレンデなど、特筆すべきアクティビティが揃っているんです。
  • 難易度別に3コース! 30アイテム以上が揃う「ツリーアドベンチャー」

    まずは、注目度急上昇中のツリーアドベンチャー! 自然の木の上に足場を作り、その足場と足場を結ぶように設置されたロープや吊り橋などのエレメントを、ハーネスを付けて安全に攻略していきます。

    “ジャングルジムより安全! アスレチックよりエキサイティング”のキャッチフレーズ通り、子供にも大人にも大人気のアクティビティなんです。

    「ツリーアドベンチャー丸沼高原」は難易度別に全3コース。2~10mの高さに、ロープや吊り橋などのエレメントが30アイテム以上も設置されています。

    初心者は「ビギナーコース」から。約2~6mの高さに7つのエレメントと50mのジップラインが設置されています。最高到達点でも6m程度なので、未就学児でも挑戦可能(身長100cm以上の条件あり)。

    中級者向けの「ジップコース」には、トータル約300m! 3本のジップラインと約1~8mの高さに15のエレメント。身長120cm以上で、ハーネスがフィットした状態で装着できればOK。

    最高難度の「エキスパートコース」は3~10mの高さにエレメントは13。最後のジップラインは70m。こちらもジップコースと参加条件は同じです。

    子供でも体験できるので、高所や腕力に自信のあるファミリーは、上級者向けならではのスリリング体験をしてみては? 楽しいだけではなく、子供の成長を実感することもできますよ。

    【ツリーアドベンチャー丸沼高原】
    ■営業期間:2023年6月10日(土)~10月15日(日)の土日祝 ※7/15~8/31は毎日営業(8/2を除く)
    ■営業時間:9:00~最終受付16:00
    ■料  金:[2周券]大人3,000円~/小学生以下2,000円~
    ■参加資格:体重15~119kg、身長(ビギナーコース)100cm以上(ジップコース・エキスパートコース)120cm以上 ※18歳未満は保護者の同意 ※未就学児は保護者の同伴

    ツリーアドベンチャー丸沼高原_詳細情報
  • サマーリュージュにサマーゲレンデ、室内でボルダリングも!

    丸沼高原スキー場のグリーンシーズンは、ほかにもアクティビティが盛りだくさん。まずは、最高時速40km! 体感速度はそれ以上と評判のサマーリュージュ。全長800m、高低差約100mのコースを駆け抜けます。

    身長120cm未満のキッズは単独乗車はできませんが、写真のように保護者とふたり乗車が可能(ただし、1回券が2枚必要。3歳未満は保護者同乗でも利用不可)。親子でともにスリルを味わうタンデム体験はいかがでしょうか。

    【サマーリュージュ】
    ■営業期間:2023年7月15日(土)~10月15日(日)の土日祝 ※7/15~8/31は毎日営業
    ■営業時間:8:30~16:30
    ■料  金:[1回券]500円

    丸沼高原スキー場のサマーゲレンデは、雪に近い滑走感と評判です。冬のイエローコースに専用のマットを敷き詰めた全長400m、最大斜度15度、平均斜度11度のコースです。

    スプリンクラーで散水して、良好なコンディションを常に保持。夏の間にこっそり練習して、冬にまた同じイエローコースをスイスイ滑る、なんてこともできますよ!

    【サマーゲレンデ】
    ■営業期間:2023年7月15日(土)~10月15日(日) ※定休日あり(7/15~8/31は毎日営業)
    ■営業時間:8:30~16:30
    ■料  金:[1日券]大人3,300円/小学生2,000円 [3時間券]大人3,000円 ※小学生は設定なし

    インドアアクテビティなら、センターステーション2階にある無料休憩スペース&キッズスペースに注目。なんと、ボルダリングがあるんです。しかも、無料というのがうれしいですね。

    サマーリュージュ_詳細情報 サマーゲレンデ_詳細情報 センターステーション_詳細情報
  • 日光白根山ロープウェイで絶景&爽涼な「天空テラス」へ!

    山頂からの景色を楽しみたいなら、「日光白根山ロープウェイ」でひとっ飛び。ゴンドラタイプの8人乗りキャビンには、天窓と扉窓があり、高原のきれいな空気を入れながら空中散歩を満喫できます。

    営業時間内は随時キャビンが循環しているので、発着時間を気にせずに利用可能。約15分で「天空テラス」や「天空カフェ」の待つ非日常の世界である山頂へと到着できます。

    山頂には、10座の百名山や関東以北最高峰、標高2,578mの日光白根山を一望できる「天空テラス」が待っています。

    青い空と緑の山々が織りなす、まるで絵画のように美しいコントラストは、天空の名前に相応しい世界観。フォトスポットとしても、映えた一枚をお土産に持ち帰ることができます。

    天空テラスにある「天空の足湯」は無料(タオルは持参するか売店で購入してくださいね)。絶景を眺めながら、カラダだけでなく心の疲れも癒せます。

    さらに、「天空カフェ」もあり、標高2,000mのおいしい空気や四季折々の眺望とともに、極上のスイーツや食事を味わうことができます。五感が喜ぶロープウェイ体験になることは間違いありません!

    【日光白根山ロープウェイ】
    ■営業期間:2023年5月27日(土)~11月5日(日) ※定休日あり(7/15~8/31は毎日営業)
    ■営業時間:8:00~下り最終16:30 ※5/27~10/9の土日祝・7/15~8/27は7:30~
    ■料  金:[平日/往復]大人2,200円/4歳~小学生1,000円/ペット1,000円 [土日祝/往復]大人2,500円/4歳~小学生1,000円/ペット1,000円 ※家族同伴の未就学児は無料

    日光白根山ロープウェイ_詳細情報
  • 標高1,500mの爽涼な「丸沼高原キャンピングバレイ」

    オートキャンプ場「丸沼高原キャンピングバレイ」は広大なゲレンデを利用した、予約制・区画なしのフリーサイト。標高1,500mの大自然のなか、開放感溢れるキャンプが楽しめます。

    炊事場・給湯・洋式トイレ(温水洗浄便座)3ヶ所・洗濯機と、必要な設備が整えられているので、ビギナーやファミリーにも安心。夕景も夜景も、早朝のおいしい空気も、思いっきり味わうことができます。

    どこにテントを建てても見晴らしがいいと評判。おいしい空気と一緒にキャンプ飯もいただきましょう。

    日中はアクティビティで遊びつくし、夜はフリーサイトならではのパーソナルな広々スペースを確保したキャンプ。そして、朝からまた遊んで…。1泊では消化不良になりそうな、連泊したいキャンプ場です。

    そして、この「丸沼高原キャンピングバレイ」のもうひとつの魅力といえば、入場料に温泉入浴料が含まれているところ。そう、センターステーションにある「座禅温泉」に入浴することができるのです。

    こちらは、キャンプ利用がなくても、日帰り入浴も可能。アウトドアの疲労回復に最適なことはもちろん、神経痛や冷え性、慢性消化器病、さらには美肌などにも効果がありますよ。

    【丸沼高原キャンピングバレイ】
    ■営業期間:2023年5月27日(土)〜11月5日(日)
    ■営業時間:[チェックイン]13:00~ [チェックアウト]~12:00
    ■料  金:[フリーサイト]3,000~5,500円 [電源付きサイト]5,000円~7,500円 [入場料]大人1,100円/小学生600円 ※温泉入浴料込み

    【座禅温泉】
    ■営業期間:不定休(日光白根山ロープウェー運休日等)
    ■営業時間:13:00~18:00
    ■料  金:大人800円/小学生600円/レンタルバスタオル400円

    丸沼高原キャンピングバレイ_詳細情報 座禅温泉_詳細情報
  • 丸沼高原スキー場は、ツリーアドベンチャーやサマーリュージュ、さらには、スキー&スノボのサマーゲレンデなどのアクティビティに加え、日光白根山登山など、とても1日では遊びきれない充実度。

    どうせなら、標高1,500mという清涼キャンプも楽しみつつ、お泊まりで完全攻略を目指してみてはいかがでしょうか?

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    【丸沼高原スキー場】
    ■住  所:〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658-58
    ■電  話:0278-58-2211
    ■アクセス:[車]関越道 沼田ICから約39km/日光宇都宮道路 清滝ICから約44km [電車]JR上越新幹線 上毛高原駅から路線バスで約125分/東武日光線 東武日光駅から路線バスで約135分
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ハピスノ編集部●高橋美穂
宮城県出身、仙台在住の一児のママ。スキー雑誌、音楽系雑誌の編集者を経てフリーライターに。音楽系を中心に様々なメディアでライター業をする傍ら、2021年よりハピスノ編集部に所属。春夏秋冬の高原&スノーリゾートの体験レポートなど、親子旅行に関する各種記事を執筆している。ただし、じつはスキーは10年以上のブランクが…。子供が小学生になり、東京から地元 仙台に引っ越したいま、再び雪山に通おうと画策中。